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角川新書『風俗警察』における無断転載についてのお詫び

平素は角川新書をご愛読いただきありがとうございます。

2019年2月9日に刊行しました角川新書『風俗警察』(今井良:著)の本文におきまして、3月14日に共同通信社様より、本文において共同通信社様の配信された記事が無断転載されているとご指摘を受けました。

著者に聴取を行い、共同通信社様のご協力を得ながら編集部が検証を進めたところ、3月22日現在で、共同通信社様が配信した30本の記事を約40ページにわたって無断転載していたことが判明しました。該当箇所は引用の形でなく、地の文と一体化して書かれており、一部記事では著者による改変も認められました。執筆に際しては引用文と本文の区別を明瞭にする、主従関係が認められる場合のみ引用が可能、引用目的上正当な範囲内であることが必要、といった資料引用・参照の基本ルールについて、著者の認識が甚だ不十分であったことも確認されました。

弊社はこの著作権侵害の事実を大変重く受けとめ、著者と、刊行時に著者が契約していたエージェント会社のアップルシード・エージェンシー(2020年契約解消)と協議の上、当該書籍(電子書籍版を含む)を回収の上、絶版とさせていただきます。
先人が多大な労力を費やした取材・調査の成果に対する敬意と配慮が足りず、無断転載に気づくことが出来ず刊行してしまい、誠に申し訳ございませんでした。このようなことを起こさぬよう、再発防止に努めて参ります。具体的な取り組みの一つとして、新書編集部では執筆に際して最低限守っていただきたいことをガイドラインとして作成し、著者に提供するようにします。

本件につきましては、共同通信社様、関係者の皆様、そして読者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたこと誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。

2022年3月23日
株式会社KADOKAWA
角川新書編集部