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掲載開始日 2021年07月21日

俳壇・歌壇の新人賞&最高賞 第66回 角川短歌賞・角川俳句賞 第54回 第55回 蛇笏賞・迢空賞 贈呈式を開催!!

公益財団法人 角川文化振興財団(理事長:角川歴彦)は、2021年7月20日(火)、「第66回角川短歌賞・角川俳句賞」 「第54回第55回蛇笏賞・迢空賞」の贈呈式を、埼玉県所沢市の「角川武蔵野ミュージアム」にて開催いたしました。



 今回は、コロナ禍で延期となっておりました昨年度の第66回角川短歌賞・角川俳句賞と第54回蛇笏賞・迢空賞と併せての贈呈式となりましたが、コロナ感染拡大予防に配慮して、ご受賞者と選考委員、関係者20名が出席いたしました。

各賞の受賞作は、下記の通りです。
第66回角川短歌賞 田中翠香氏 「光射す海」(50首)
第66回角川短歌賞 道券はな氏「嵌めてください」(50首)
第66回角川俳句賞 岩田 奎氏 「赤い夢」(50句)
第54回蛇笏賞 柿本多映氏『柿本多映俳句集成』(深夜叢書社刊)
第54回迢空賞 三枝昂之氏 歌集『遅速あり』(砂子屋書房刊)
第55回蛇笏賞 大石悦子氏 句集『百囀』(ふらんす堂刊)
第55回迢空賞 俵 万智氏 歌集『未来のサイズ』(角川文化振興財団刊)

 式典では、弊財団の角川歴彦理事長が各受賞者に賞の贈呈を行い、第66回角川短歌賞の道券はな氏、 第54回迢空賞の三枝昂之氏は御欠席のため、角川『短歌』編集長が代理で贈賞を受けました。
 各賞の選考委員を代表して、角川短歌賞は俵万智氏、角川俳句賞は岸本尚毅氏、蛇笏賞は片山由美子氏、迢空賞は永田和宏氏が選評を発表された後、続いて受賞者が受賞の喜びの言葉を述べられました。

贈呈式の詳細につきましては、近日、角川文化振興財団の公式サイトにて動画の公開を予定しておりますので、こちらをご覧ください。
https://www.kadokawa-zaidan.or.jp/


受賞概要






◎第66回角川短歌賞(角川『短歌』2020年11月号にて発表)
田中翠香(たなか すいか)氏 「光射す海」(50首)
道券はな(どうけん はな)氏 「嵌めてください」(50首)
[表 彰]   賞状・記念品、ならびに副賞30万円
[選考委員] 坂井修一・俵万智・松平盟子・藪内亮輔(敬称略/50音順)

◎第66回角川俳句賞(角川『俳句』2020年11月号にて発表)
岩田 奎(いわた けい)氏 「赤い夢」(50句)
[表 彰]   賞状・記念品、ならびに副賞30万円
[選考委員] 小澤 實・岸本尚毅・仁平 勝・正木ゆう子(敬称略/50音順)

*「角川短歌賞」「角川俳句賞」とは
1955年に、歌壇・俳壇の新人登竜門として創設。短歌・俳句に志を持つ人々の目標とされ続けている。

◎第54回蛇笏賞(選考会2020年4月14日開催)
柿本多映(かきもと たえ)氏 『柿本多映俳句集成』(深夜叢書社刊)
[表 彰]   賞状・記念品、ならびに副賞100万円
[選考委員] 片山由美子・高野ムツオ・高橋睦郎・長谷川櫂(敬称略/50音順)

◎第54回迢空賞(選考会2020年4月15日開催)
三枝昂之(さいぐさ たかゆき)氏 歌集『遅速あり』(砂子屋書房刊)
[表 彰]   賞状・記念品、ならびに副賞100万円
[選考委員] 佐佐木幸綱・高野公彦・永田和宏・馬場あき子(敬称略/50音順)

◎第55回蛇笏賞(選考会2021年4月22日開催)
大石悦子(おおいし えつこ)氏 句集『百囀(ひゃくてん)』(ふらんす堂刊)
[表 彰]   賞状・記念品、ならびに副賞100万円
[選考委員] 片山由美子・高野ムツオ・高橋睦郎・長谷川櫂(敬称略/50音順)

◎第54回迢空賞(選考会2021年4月19日開催)
俵 万智(たわら まち)氏 歌集『未来のサイズ』(角川文化振興財団刊)
[表 彰]   賞状・記念品、ならびに副賞100万円
[選考委員] 佐佐木幸綱・高野公彦・永田和宏・馬場あき子(敬称略/50音順)

*「蛇笏賞」「迢空賞」とは
俳人・飯田蛇笏と歌人・釈迢空(折口信夫)両氏の遺徳を敬慕して1967年に創設。俳句・短歌界に最高の業績を示した句集・歌集に贈られる。