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掲載開始日 2019年11月11日

週間おすすめランキング1位を獲得! 乾ルカ最新作『明日の僕に風が吹く』 感動と共感の声続々!!




株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)が9月30日(月)に発売いたしました、乾ルカ氏の最新作『明日の僕に風が吹く』(https://www.kadokawa.co.jp/product/321903000374/)。
海鳥舞う北海道の離島を舞台に、傷ついた心の再生と成長を描いた本作は、「読書メーター」(https://bookmeter.com/)が配信するメールマガジン”週間おすすめランキング Vol.355” の小説部門1位 (新刊/集計期間 2019年10月14日~10月20日 )を獲得いたしました。
さらに、お読みくださった全国の書店員さんから感動と共感の声がたくさん寄せられていますので、一部ご紹介いたします。
どんどん寒さが増してくる季節にぴったりの、心がじんわり温まる物語です。

<感動が胸を満たす。共感の声続々!>
今、立ち止まってうずくまっている人へ。
次の一歩を踏み出す準備期間です。
その背中をそっと見守ってくれる言葉がたくさんあふれています。
――丸山由美子さん(うさぎや 作新学院前店)

捜し続けて、見つけられなかったこと。
その答えがまさにこの本にありました。
過去にとらわれず、未来へ、自分の信じた道へつき進む勇気をもらいました。
不器用でいつも自分の居場所がないと思っている人に読んでほしい。
――山中真理さん(ジュンク堂書店 滋賀草津店)

世界は広くて大きいから、あなたを認めてくれる人はきっといる。
信じてもう一度歩き出してみませんか。
そんな勇気をもらえる1冊だと思います。
――峯森和代さん(Super KaBoS 鯖江店)

ラストに向けて、未来に向けて、力があふれてきた。
涙があふれてきた。
たくさんの人に、特に学生さんに読んでもらえたら。
大人も心の中の感想文に選んでほしい1冊です。
――山田恵理子さん(うさぎや 矢板店)

先が読みたすぎて休憩中に読み始めたことを激しく後悔しました。
帰宅してから一気読みでした。
自分の人生は自分が生きる。
当たり前のようで難しい事に立ち向かう有人に幸あれ!
――山本智子さん(未来屋書店 高崎オーパ店)

終盤で感動して涙が止まりませんでした。
主人公の悩み、苦しみ、決意すべて自分のことのように感じてしまいました。
――十河真奈美さん(ヤマダ電機 家電住まいる館YAMADA札幌本店)

現代に生きていると、どうしても目先のことに視野を奪われがちで、視界が狭ーくなります。
その視野を、力強くぐっと広げてくれる。
ついでに細ーくなっていた気管もぐっと広がり、息がしやすくなりました。
心から、読めて良かった一冊です。ありがとうございました!!
――本間悠さん(明林堂書店 南佐賀店)

読めばきっと光が見える。風を感じる。生き方が変わる・・・
まさに未来への扉を開く羅針盤のような一冊だ!!
――内田剛さん(三省堂書店 有楽町店)


『明日の僕に風が吹く』について

◆あらすじ
未来なんて、もうないと思っていた。熱い涙が頬をつたう、明日への勇気の物語。
川嶋有人(かわしま ゆうと)は、離島の診療所に勤める叔父に憧れ、自らも医師を目指していた。だが、重度のアレルギー発作を起こした転校生を助けようとして失敗し、彼女には障害が残ってしまう。
罪悪感と絶望に押しつぶされた有人は、引きこもりの日々を過ごしてきたが、叔父の勧めにより、彼が医師として勤める北海道の離島・照羽尻島(てうじりとう)で暮らすことになる。
この島は「海鳥の楽園」と呼ばれ、高校の全校生徒は、有人を含めてたったの5人。待っていたのは、島男子の誠、可愛くて優しい涼先輩、ある事情により札幌を離れた桃花、鳥類学者を目指すハル先輩など個性ある級友たちだった。東京とは何もかも違う島での生活に戸惑い、時に反発しながらも徐々に前を向き始める。しかし、突然の別れと残酷な真実が有人に降りかかり……。


★舞台の離島は、北海道の日本海沖に浮かぶ実在の島・天売島(てうりとう)がモデルです。





◆書誌情報
発売:2019年9月30日(月)※電子書籍も配信中
定価:本体1,600円+税
体裁:四六判並製 単行本
頁数:288頁
装画:巻田はるか
装丁:須田杏菜
ISBN:9784041084243
発行:株式会社KADOKAWA
初出:「文芸カドカワ」2018年11月号~2019年6月号


著者紹介




乾ルカ(いぬい るか)
1970年、北海道生まれ。藤女子短期大学卒業。2006年「夏光」で第86回オール讀物新人賞を受賞し、デビュー。10年『あの日にかえりたい』で第143回直木賞候補、『メグル』で第13回大藪春彦賞候補になる。その他の著作に『てふてふ荘へようこそ』『青い花は未来で眠る』『花が咲くとき』『わたしの忘れ物』『カレーなる逆襲! ポンコツ部員のスパイス戦記』『心音』『コイコワレ』など多数。