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掲載開始日 2019年07月12日

「小説 野性時代」8月号発売! 待望の「刑事犬養隼人」シリーズ、中山七里の新連載ほか、村田沙耶香、東川篤哉、志川節子による読切小説を掲載。表紙とグラビアは、映画『天気の子』より醍醐虎汰朗&森七菜。

会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は月刊文芸小説誌『小説 野性時代』2019年8月号(No.189)を2019年7月12日(金)より発売いたしました。



◆ニュース
1.【新連載】現代医学の限界を前に、見出した光の先は――。「刑事犬養隼人」シリーズ待望の最新作が開幕!!
○中山七里 「ラスプーチンの庭」
娘の沙耶香を病院に見舞った犬養は、祐樹という少年を知る。少年の体に残された痣の正体は……?




※文芸情報サイト「カドブン」では本作の試し読みも公開中!
https://kadobun.jp/readings/845/a1a8ef28

2.【連載再開】話題作『犯罪小説集』に連なるシリーズ第2弾、再始動!
○吉田修一「逃亡小説集2. 逃げろお嬢さん 前篇」
国道18号沿いの鄙びたドライブインにニュース速報が流れる。元人気アイドルでテレビタレントの鮎川舞子が失踪したという……。

3.【読切】『コンビニ人間』の著者が放つ、待望の新作!
○村田沙耶香「変容 前篇」
ファミレスのパートを始め、社会復帰した真琴は、若者から「怒り」の感情が消えていることに驚く――。

4.【読切】「居酒屋 ともえ」を舞台に繰り広げられる江戸人情譚
○志川節子「故郷」
初夏のつむじ風で「ともえ」の雨樋が壊れてしまった。修繕に現れたのは見知らぬ色男で――。

5.【読切】大好評「谷根千ミステリ」シリーズ
○東川篤哉「中途半端な逆さま問題 後篇」
つみれと竹田津は家具が逆さまにされた滝口邸事件の謎を追う。盗難事件はなかったというが――?

6.【close up】おとなのための幻想奇譚、その魅力に迫る!
○長野まゆみ「左近の桜」シリーズガイド
開始から十年、深みと艶を増すシリーズ第四作が「本の旅人」から継続連載の形で登場。第一作から最新話まで、その魅力をご紹介。


◆おすすめ連載
○天野純希「紅蓮浄土 石山合戦記」(最終回)
和睦が成立した直後、教如ら主戦派が蜂起した。激怒した信長は、大坂に攻め入り撫で斬りにすると頼廉に迫る――。戦国の世に生きる人びとの哀しみと祈りを描いた感動の時代小説、ここに完結!

○黒木 亮「カラ売り屋vsシロアリ屋」(第2回)
次のターゲット、東京シロアリ防除の調査を進める北川たちは同社の賃借対照表に疑問を抱く。


『小説 野性時代 第189号 2019年8月号』
定価:本体800円+税
発売日:2019年7月12日
発行:株式会社KADOKAWA
https://www.kadokawa.co.jp/product/321901000090/