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掲載開始日 2019年06月11日

スマートフォンとクルマをなかよくする「SDLアプリコンテスト2019」開催のお知らせ

賞金総額100万円 トヨタほか自動車メーカー10社が推進するSDL規格 

SDLアプリコンテスト実行委員会(事務局:角川アスキー総合研究所)は、多くの開発者にSDLアプリの開発に接してもらうことを目的に、「スマートフォンとクルマをなかよくする SDLアプリコンテスト2019」を開催いたします。



 SDL(SmartDeviceLink:スマートデバイスリンク)は、クルマやバイクとスマートフォンを連携させ、スマホアプリからカーナビ(車載機)を操作できる、オープンソースの国際標準規格です。本コンテストでは、エンタメアプリやドライブを楽しむためのアプリ、業務用アプリなど、SDLに対応する様々なアプリを募集。アプリは四輪と二輪の両方を対象にしており、応募締め切りは10月31日となっています。本コンテストは、SDLの普及を目的としたSDLコンソーシアム日本分科会の協力で実施するもので、今回が2回目の開催となります。SDLコンソーシアム日本分科会は、自動車メーカー10社(トヨタ自動車、日産自動車、マツダ、SUBARU、ダイハツ工業、三菱自動車工業、スズキ、ヤマハ発動機、川崎重工業、いすゞ自動車)ほかで構成されています。



「クルマとスマホをなかよくする SDLアプリコンテスト2019」概要
 本コンテストでは、四輪と二輪の両方を対象に、SDLに対応するアプリ(Android、iOSアプリ)を広く募集します。年齢、性別、国籍等は不問で、個人・チームどちらでも応募可能です。
 募集期間は7月上旬から10月31日まで。11月22日に最終審査会を開催し、グランプリには賞金50万円と副賞が、特別賞5作品には賞金10万円が贈呈されます。
コンテスト名: クルマとスマホをなかよくする SDLアプリコンテスト2019
主催:SDLアプリコンテスト実行委員会(事務局:角川アスキー総合研究所)
協力:SDLコンソーシアム日本分科会、株式会社ナビタイムジャパン
後援(予定): 独立行政法人国立高等専門学校機構、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会ほか
募集期間:2019年7月上旬~10月31日(木)24:00
募集内容:エミュレーターか開発キット上で開発したSDL対応アプリ(既存アプリの移植、新規開発)
募集対象:年齢、性別、国籍等不問。個人・チームどちらでも応募可
応募方法:プレゼンシートと動作解説動画をWebフォームで応募
審査:審査員が新規性、UX・デザイン、実装の巧みさ等で評価
最終審査会:2019年11月22日(金)
審査員:暦本純一(東京大学情報学環教授)、川田十夢(AR三兄弟長男)、他
グランプリ:賞金50万円+副賞
特別賞(5作品):賞金各10万円
公式サイト:http://sdl-contest.com/

第1回SDLアプリコンテストでは、バイク運転中の姿を撮影するアプリがグランプリに
 第1回の「クルマとスマホがつながる SDLアプリコンテスト」は、2018年10月3日から2019年1月31日を応募期間として開催し、2019年3月に最終審査会を行いました。最終審査会では、運転しながら後部座席の子どもをモニタリングできるアプリや、保険会社がつくった事故サポートアプリなど、バラエティーに富む入賞10作品を審査。そして、入賞作の中から選ばれた、バイクを運転している姿を他人に撮ってもらうためのアプリ「Instaride」が、グランプリに選ばれました。


【ASCII.jp 参考記事】
「クルマとスマホがつながるSDLの世界」第1回~第10回 https://ascii.jp/elem/000/001/768/1768875/