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掲載開始日 2019年04月19日

川の近くで日当たり抜群【縄文武蔵野ヒルズ】大特集!『武蔵野樹林』VOL.2 春号、いよいよ4月20日(土)発売!

公益財団法人 角川文化振興財団(東京都千代田区、理事長:角川歴彦)は、昨年、武蔵野地域を含む首都圏を中心に知的好奇心旺盛な人々をコアターゲットにした、文化運動の先鞭をつける新雑誌「武蔵野樹林」(むさしのじゅりん)を創刊。2019年4月20日(土)に第2号が発売されます。


             快適、効率、便利を求め続けた先には何があるのだろうか?
      本誌は、武蔵野の土・水・林を主役にして循環型の営みを考察し実践を目指していきます。
              川の近くで日当たり抜群 “縄文武蔵野ヒルズ” の恵み。
            鉄道沿線の色濃い文化と記憶。知られざる上下水道の変遷――
         視点を変えることで新しい価値観が立ち上がるランドスケープマガジン!



2020年「角川武蔵野ミュージアム」※を開業する私たちは武蔵野台地のいまここから、自然・歴史・文化を見直し明日の智恵を学ぶことからはじめたい。
読者の方々の応援を力に次号は武蔵野の縄文、丘陵、古層、水路、鉄道、に肉迫していきます。ご期待ください。

※角川文化振興財団は、2020年、所沢市東所沢に「角川武蔵野ミュージアム」を開業します。図書館、博物館、美術館が融合した世界初の文化複合施設となります。

【主な内容】


【特集1】縄文の武蔵野

総論/縄文時代の気候変動と武蔵野の地形・遺跡/
対談 夢枕獏×小林公明/武蔵野の縄文時代の植生/武蔵野の縄文土器と岡本太郎
野川と縄文人のくらし/縄文グルメ/土器からたどる縄文人の食/縄文時代の終焉








【特集2】武蔵野と鉄道






【特集3】水はどこから来てどこに行くのか






【対談】武蔵野デモクラシー 國分功一郎×長谷川裕






連載

はじまりの武蔵野学 赤坂憲雄/間に合う物語 アーサー・ビナード/古層探偵 大澤信亮/
ニッポン終末風土論 宮台真司/能のみかた 村上湛  ほか

主な執筆陣 紹介

●國分功一郎 1974年 千葉県生まれ。東京工業大学教授。専攻は哲学。著作に『スピノザの方法』『暇と退屈の倫理学』『来るべき民主主義』など多数。『中動態の世界―意志と責任の考古学』で第十六回小林秀雄賞受賞。

●宮台真司 1959年 宮城県生まれ。社会学者。評論家。首都大学東京教授。

●赤坂憲雄 1953年 東京都生まれ。民俗学者。東京大学文学部卒。学習院大学教授。2007年『岡本太郎の見た日本』岩波書店)でドゥマゴ文学賞受賞。最新刊に『武蔵野をよむ』。

●小林達雄 1937年 新潟県生まれ。國學院大學名誉教授。新潟県立歴史博物館名誉館長。

●今尾恵介 1959年 神奈川県生まれ。地図研究家。日本地図センター客員研究員。著書に『地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み』、『日本地図のたのしみ』ほか多数。

●原武史 1962年 東京都生まれ。東京大学大学院博士課程中退。放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専門は日本政治思想史。著書に『団地の空間政治学』『レッドアローとスターハウス』、『滝山コミューン一九七四』など多数。近著は『平成の終焉─退位と天皇・皇后』。

●梨木香歩 1959年 鹿児島県生まれ。作家。主な小説作品に『西の魔女が死んだ』『裏庭』『家守綺譚』『村田エフェンディ滞土録』『雪と珊瑚と』『岸辺のヤービ』など、エッセイに『春になったら莓を摘みに』『水辺にて』ほか。

A4判/並製・無線綴/全152頁
定価:本体1,800円+税
予定発行部数:30,000部
編集長:伊達百合
発行:角川文化振興財団
発売:株式会社KADOKAWA

vol.2 2019春
(2019年4月20日発売)
第3号(2019年10月発売予定)
電子版同時発売

公式サイト
詳しくはこちら→ http://www.kadokawa-zaidan.or.jp/musashinojurin/


【お問い合わせ】 
公益財団法人 角川文化振興財団
電話03-5211-5154(10:00~18:00)/FAX 03-5215-7822
編集:住谷はる   Email sumiya-h@kadokawa-zaidan.or.jp
広報:木ノ内雅章  Email kinouchi-m@kadokawa-zaidan.or.jp