トピックス

掲載開始日 2018年08月10日

角川新書8月の新刊! 冤罪のち厚生労働事務次官を務めた著者が繰り返される不祥事の本質を問う『日本型組織の病を考える』など計5作品

このたび、株式会社KADOKAWAより、角川新書2018年8月の新刊計5作品を8月10日(金)に発売いたします。
最新刊では、硬直した日本組織と国をどのように変えていくべきか、「静かな改革」のヒントが満載の『日本型組織の病を考える』(村木厚子)、表題作の衣笠祥雄ほか星野仙一ら昭和のレジェンドたちを描くプロ野球短編傑作選『衣笠祥雄 最後のシーズン』(山際淳司)などが登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
★最新情報を発信中! 角川新書公式サイト:http://shinsho.kadokawa.jp/
角川新書公式Twitter:@kadokawashinsho

[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/4853_1.jpg ]


発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!

【各作品概要】



『日本型組織の病を考える』
公文書改竄、セクハラ、日大アメフト事件……繰り返す不祥事の本質は何か。冤罪のち厚生労働事務次官を務めてわかった「日本型組織の病」とは?
硬直化した組織を変化させる「静かな改革」までを初めて語る。

[著者プロフィール] 村木厚子(むらき・あつこ)
1955年高知県生まれ。高知大学卒業後、78年、労働省(現・厚生労働省)入省。女性や障害者政策などを担当。2009年、郵便不正事件で逮捕。10年、無罪が確定し、復職。13年、厚生労働事務次官。15年、退官。困難を抱える若い女性を支える「若草プロジェクト」呼びかけ人。累犯障害者を支援する「共生社会を創る愛の基金」顧問。伊藤忠商事社外取締役。津田塾大学客員教授。著書に、『あきらめない 働くあなたに贈る真実のメッセージ』(日経BP社)、『私は負けない 「郵便不正事件」はこうして作られた』(中央公論新社)などがある。

定価:本体840円+税 / 頁数:232ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321806000032/
 



『衣笠祥雄 最後のシーズン』
2018年に亡くなったプロ野球界の往年のヒーローである衣笠祥雄と星野仙一。彼らと同時代に生き、信頼も厚かった作家は、昭和のレジェンドたちをどう描いてきたのか。山際淳司が遺したプロ野球短編傑作選。

[著者プロフィール]山際淳司(やまぎわ・じゅんじ)
作家。1948年神奈川県生まれ。中央大学法学部卒業後、ライターとして活動。80年「Sports Graphic Number」(文藝春秋)創刊号に掲載された短編ノンフィクション「江夏の21球」で注目を集める。81年同作が収録された『スローカーブを、もう一球』(角川書店)で第8回日本ノンフィクション賞を受賞。NHKのスポーツキャスターとしても活躍。95年5月29日没。2017年に野球短編だけを集めた傑作選『江夏の21球』が角川新書より刊行。

定価:本体840円+税 / 頁数:288ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321806000031/



『決定版 部下を伸ばす』
「上司学」の権威・佐々木常夫氏が長年の実践から作り上げた、「部下を動かし、伸ばすためのコミュニケーション術」をこの一冊に集大成。多様化する人材や働き方など最新事情も踏まえた究極の内容。

[著者プロフィール]  佐々木常夫(ささき・つねお)
1969年、東京大学経済学部卒業、同年東レ入社。自閉症の長男を含め3人の子どもを持つ。しばしば問題を起こす長男の世話、加えて肝臓病とうつ病を患った妻を抱え多難な家庭生活。一方、会社では大阪・東京と6度の転勤、破綻会社の再建やさまざまな事業改革など多忙を極め、そうした仕事にも全力で取り組む。2001年、東レ同期トップで取締役となり、03年より東レ経営研究所社長となる。10年、(株)佐々木常夫マネージメント・リサーチ代表。
何度かの事業改革の実行や3代の社長に仕えた経験から独特の経営観をもち、現在、経営者育成のプログラムの講師などを務める。社外業務としては内閣府の男女共同参画会議議員、大阪大学客員教授などの公職を歴任。
著書は『決定版 上司の心得』『決定版 出世のすすめ』(角川新書)、『後悔しないこれからの働き方』(KADOKAWA)など多数。

定価:本体820円+税 / 頁数:208ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321706000308/




『ネットカルマ 邪悪なバーチャル世界からの脱出』
自らの行いが自らに帰すとする業。その思想に向き合い、乗り越える術を見出したのがブッダだった。現代のインターネットは業そのものであるとする仏教研究者が、ブッダの言葉にネット社会を生きるヒントを探っていく

[著者プロフィール] 佐々木 閑(ささき・しずか)
1956年、福井県生まれ。花園大学文学部仏教学科教授。京都大学工学部工業化学科および、文学部哲学科仏教学専攻卒業。同大大学院文学研究科博士課程満期退学。カリフォルニア大学大学院留学を経て、現職。文学博士。専門は仏教哲学、古代インド仏教学、仏教史。日本印度学仏教学会賞、鈴木学術財団特別賞受賞。主な著書に『科学するブッダ 犀の角たち』(角川ソフィア文庫)、『日々是修行』(ちくま新書)、『ごまかさない仏教』(新潮選書、宮崎哲弥氏との共著)など多数。NHK Eテレ「100分 de 名著」の解説者を務めるなど、初期仏教を一般にわかりやすく伝え続けている。

定価:本体800円+税 / 頁数:208ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321701000008/




『使ってはいけない集団的自衛権』
朝鮮半島外交、米中関係などを見誤り、時代遅れの外交政策で孤立する日本。しかし、「でっち上げ」の国難で破滅の道へと向かう現政権。その最たるものが集団的自衛権の行使だ。日本再生のために採るべき策とは?

[著者プロフィール]  菊池英博(キクチ・ヒデヒロ)
1936年生まれ、東京都出身。政治経済学者、日本金融財政研究所所長。58年、国家公務員試験上級職(経済)合格、59年、東京大学教養学部卒(国際関係論・国際金融論専攻)、東京銀行(外国為替専門銀行、現三菱UFJ銀行)入行、国際投融資の企画と推進、銀行経営に従事。ニューヨーク支店の外国為替課、ミラノ支店長、豪州東京銀行取締役頭取などを歴任。95年文京女子大学(現文京学院大学)経営学部・2000年同大学院教授。07年より現職。98年8月の金融危機に際し、大手行に公的資金注入(資金枠25兆円)と銀行の株式保有制限を提案し法制化された。「エコノミストは役に立つのか」(『文藝春秋』2009年7月号、東谷暁)で「内外25名中ナンバー1エコノミスト」に選ばれる。著書に『銀行ビッグバン』(東洋経済新報社)、『そして、日本の富は略奪される』(ダイヤモンド社)、『新自由主義の自滅』(文春新書)等。

定価:本体860円+税 / 頁数:272ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000134/