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掲載開始日 2018年07月06日

角川新書7月の新刊! 最新の学説を反映して原始・古代から近現代までを記した日本通史『流れをつかむ日本史』『ベニヤ舟の特攻兵』など計7作品

このたび、株式会社KADOKAWAより、角川新書2018年7月の新刊計7作品を7月7日(土)に発売いたします。
シリーズ最新刊では、時代が動く理由と転換点を押さえて歴史の本質をつかむ日本通史の最新版『流れをつかむ日本史』(山本博文)、国家から二度死を宣告された秘密部隊の青年たちを取材した『ベニヤ舟の特攻兵 8・6広島、陸軍秘密部隊レの救援作戦』(豊田正義)などが登場! ぜひこの機会にお手に取りください。
★最新情報を発信中! 角川新書公式サイト:http://shinsho.kadokawa.jp/
角川新書公式Twitter:@kadokawashinsho


[表: https://prtimes.jp/data/corp/7006/table/4710_1.jpg ]

発行:株式会社KADOKAWA 体裁:新書判 ※地域により発売日が前後する場合があります。
電子書籍も発売中!

【各作品概要】 



『流れをつかむ日本史』
時代が動くには理由がある。その転換点を押さえ、大きな流れの中で歴史を捉えることで、歴史の本質をつかむことができる――。原始時代から現代まで、各時代の特徴と、時代が推移した要因を解説。史実の間の因果関係を丁寧に紐解いた、第一線の歴史家による最新日本通史!

[著者プロフィール]  山本博文(やまもと・ひろふみ)
1957年、岡山県津山市生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。文学博士。東京大学史料編纂所教授。1992年、『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のちに講談社学術文庫)で第40回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書に、『決定版 江戸散歩』(KADOKAWA)、『赤穂事件と四十六士』(吉川弘文館)、『東大教授の「忠臣蔵」講義』(角川新書)、『現代語訳 武士道』(ちくま新書)、『歴史をつかむ技法』(新潮新書)、『天皇125代と日本の歴史』(光文社新書)など多数。角川まんが学習シリーズ『日本の歴史』の全巻監修。NHK Eテレ「知恵泉」などテレビやラジオなどにも数多く出演。

定価:本体880円+税 / 頁数:320ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321706000301/



『ベニヤ舟の特攻兵 8・6広島、陸軍秘密部隊レの救援作戦』
マルレ。ベニヤ板製の水上艇で特攻した部隊。秘密部隊ゆえに戦果は秘され、原爆投下直後の広島を救援に奔走した行為は忘れられ、被爆者として戦い続けた歴史は消えようとしている。封印を破り、兵士たちは語った!!

[著者プロフィール]  豊田正義(とよだ・まさよし)
1966(昭和41)年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。ニューヨークの日系誌記者を経て、ノンフィクション作家に。戦争、犯罪事件から芸能まで取材対象は幅広く、児童書の執筆も手がけている。2014年に刊行した『ガマ 遺品たちが物語る沖縄戦』(講談社)は、厚生労働省社会保障審議会の推薦により「児童福祉文化財」に指定される。15年に『妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻』(角川文庫)がテレビ朝日・東映制作の戦後70年ドラマスペシャルとしてテレビドラマ化された。他書に『消された一家 北九州・連続監禁殺人事件』(新潮文庫)、『家庭という病巣』(新潮新書)、『オーラの素顔 美輪明宏の生き方』(講談社+α文庫)など多数。

定価:本体860円+税 / 頁数:344ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000141/



『ブラックボランティア』
東京五輪で募集されるボランティアは11万人。無償にもかかわらず、参加条件は10日以上、交通費や宿泊費は自己負担の一方で、スポンサー収入は推定4000億円超(非公表)。隠された搾取構造を明らかにする。

[著者プロフィール]  本間 龍(ほんま・りゅう)
1962年生まれ。著述家。89年に博報堂に入社。2006年に退社するまで、一貫して営業を担当。その経験をもとに、広告が政治や社会に与える影響、メディアとの癒着などについて追及。原発安全神話がいかにできあがったのかについて、一連の書籍で明らかにした。最近は、憲法改正の国民投票法に与える広告の影響力について調べ、発表している。著書に『原発広告』『原発広告と地方紙』(ともに亜紀書房)、『原発プロパガンダ』(岩波新書)、『メディアに操作される憲法改正国民投票』(岩波ブックレット)、『広告が憲法を殺す日』(集英社新書、共著)ほか。

定価:本体800円+税 / 頁数:224ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000064/



『窒息死に向かう日本経済』
政府が打ち出す働き方改革の「多様で柔軟な働き方」は、国民を際限なく働かせ、GDPを上げようとする魂胆によるもの。カネもモノもヒトも呼吸困難で窒息死に向かっている日本の現状を分析し、打開策を探っていく。

[著者プロフィール]  浜 矩子(はま・のりこ)
同志社大学大学院ビジネス研究科教授。1952年生まれ。一橋大学経済学部卒業。三菱総合研究所ロンドン駐在員事務所長、同研究所主席研究員を経て、2002年より現職。専門はマクロ経済分析、国際経済。著書に『どアホノミクスの断末魔』『アホノミクス完全崩壊に備えよ』『国民なき経済成長 脱・アホノミクスのすすめ』(すべて角川新書)、『さらばアホノミクス 危機の真相』『どアホノミクスへ 最後の通告』(共に毎日新聞出版)、『世界経済の「大激転」 混迷の時代をどう生き抜くか』(PHPビジネス新書)、『浜矩子の歴史に学ぶ経済集中講義』(集英社)など多数。
定価:本体820円+税 / 頁数:168ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321712000252/



『間違いだらけのご臨終』
今の日本の臨終を巡る家族関係の在り方にどこか大きな間違いがあるのではないか。老衰死は全体の7.1%という現代で、臨終間近な患者の医療と介護の在り方、臨終に際しての家族の在り方を現役医師が説く。

[著者プロフィール]  志賀 貢(しが・みつぐ)
北海道出身。医学博士。昭和大学医学部大学院博士課程修了後、臨床医として約50年にわたって診療を行い、現在も現役医師として日々患者に接している。その傍ら、文筆活動においても『医者のないしょ話』(角川文庫)をはじめ、『男と女のないしょ話』、『女を「その気」にさせる技術』などのベストセラーが多く、また雑誌等に多くの記事を掲載、性科学については第一人者との呼び声が高い。最近は高齢者の臨終や性に関する著作に随筆をふるっている。


定価:本体800円+税 / 頁数:240ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000136/



『粋な男たち』
自分のことを「粋な男だ」なんて、まったく思っていないよ。でも、粋に憧れる思いは昔も今もずっと変わらないし、多くの偉大な人たちが見せてくれた「粋」を感じる「センサー」だけは持ち続けているという自負はある。

[著者プロフィール]  玉袋筋太郎(たまぶくろ・すじたろう)
1967年、東京都生まれ。高校卒業後、ビートたけしに弟子入りし、1987年にお笑いコンビ「浅草キッド」を結成。芸能活動のかたわら、多数の本を手がけ、小説家デビュー。一般社団法人「全日本スナック連盟」を立ち上げ、自ら会長を務める。著作に『声に出して言えない日本語』(ベストセラーズ)、『新宿スペースインベーダー 昭和少年凸凹伝』(新潮文庫)、『スナックの歩き方』(イースト新書Q)などがある。


定価:本体880円+税 / 頁数:200ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321709000041/



『日本人のための軍事学』
中国や北朝鮮の軍事的驚異がひしひしと迫る昨今、もはや目を背けるだけではすまされない。日本人が知っておくべき安全保障の基礎知識から、中国、北朝鮮の軍備と戦略、さらには日本が取るべき道筋までを学ぶ一冊。

[著者プロフィール] 橋爪大三郎(はしづめ・だいさぶろう)
1948年神奈川県生まれ。社会学者。東京工業大学名誉教授。1977年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学後、1989~2013年東京工業大学に勤務。『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『こんなに困った北朝鮮』(メタローグ)、『戦争の社会学』(光文社新書)、『丸山眞男の憂鬱』(講談社選書メチエ)など著書多数。共著に『ふしぎなキリスト教』(講談社現代新書、新書大賞2012を受賞)など。

折木良一(おりき・りょういち)
1950年熊本県生まれ。自衛隊第3代統合幕僚長。1972年防衛大学校(第16期)卒業後、陸上自衛隊入隊。陸将・第九師団長、陸上幕僚副長、第30代陸上幕僚長を経て、2009年に第3代統合幕僚長就任。退官後、防衛省顧問、防衛大臣補佐官(野田政権、第2次安倍政権)などを歴任し、現在、防衛大臣政策参与、内閣府宇宙政策委員会委員。著書に『国を守る責任』(PHP新書)、『自衛隊元最高幹部が教える 経営学では学べない戦略の本質』(KADOKAWA)など。

定価:本体840円+税 / 頁数:288ページ
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321802000190/