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掲載開始日 2025年11月26日

Xでのべ200万人超が共感。詩人・Payaoが綴る、この世界で生き延びるためのエッセイ集

『それでも光に手を伸ばす』2025年11月26日(水)発売



株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、Xでのべ200万人超の共感をあつめてきた詩人・Payao(パヤオ)によるエッセイ集『それでも光に手を伸ばす』を、2025年11月26日(水)に発売いたします。





『それでも光に手を伸ばす』



「優しいを演じているとしても、やっぱりその人は優しい」



傷つけないように選んだ言葉。

忘れられないほど拙い愛。

祈るように、生き延びた夜。

すべての人の痛みと諦念に静かに寄り添うエッセイ集。



■ 息苦しさを抱えるすべての人へ

「生きているだけで精一杯で、息をすることさえ苦しい」

「朝が来るのが怖い」

「泣きたいのになぜか笑って、またやり過ごしてしまう」



SNSで発信した言葉が多くの共感を呼んだ詩人・Payao。

本書『それでも光に手を伸ばす』は、彼自身の“どん底”の日々を通して見つけた「小さな光の記憶」を綴った初のエッセイ集です。











■ 絶望の中にも、かすかな光がある

“優しい人はだいたい傷ついてるし、聡明な人は疲れてるし、面白い人は寂しい”



“「恋」は相手の光に見惚れること。「愛」は相手の影を受け入れること。”



“もしかして大人ってみんな、薄っすら悲しい?”



“運命的な「出逢い」があるなら、運命的な「別れ」だってあるよ。”



“心の支えになるのは、驚くほど些細なものだったりする。名前も知らない作家の一行、一杯の珈琲、通りすがりの誰かの優しさ。死にたいほど辛いのに、生きる理由にするにはあまりに小さい、けれど美しいものたち。”





Payaoが拾い集めた「小さな光」。

傷と再生のあわいに生まれた言葉たちが、読む人それぞれの心に、小さく灯をともします。





















■本書「はじめに」より











■ 収録内容

第1章 優しい人のための防衛策

第2章 傷跡から美しさは生まれる

第3章 自分の歩幅で丁寧に暮らす

第4章 不合理を愛するということ

第5章 絶望の海を優雅に泳ぐ



■ 著者プロフィール

Payao(パヤオ)

Xを中心に活動する詩人/アーティスト。

日常のなかの痛みや諦念を映す言葉で共感を集め、フォロワー数は6万人を超える(2025年11月現在)。

2023年、詩集『僕らは、抱き合いながらすれ違う』(ポエムピース)を上梓。

X:@junkysugar



■ 書誌情報











書名:それでも光に手を伸ばす

著者:Payao

発売日:2025年11月26日(水)

定価:1,650円(本体1,500円+税)

体裁:四六判/216ページ

ISBN:978-4-04-685473-5

発行:株式会社KADOKAWA

KADOKAWAオフィシャル書誌詳細ページ>>



■ 編集担当者コメント

Payaoさんの言葉には、絶望のなかでも、自分の美意識を持って生きていこうとする気高さがあります。

痛みや孤独をただ嘆くのではなく、その奥にある“美しいもの”を見つめようとする眼差しが、ページをめくるたび、静かに心に残ります。

「生きる」という行為を、もう一度、自分の手で掴み直すための本。

疲れた心に、そっと寄り添ってくれるような一冊です。