掲載開始日 2025年11月20日
芥川賞候補作家・鈴木涼美のエッセイ『めめSHEやつら 賢くて愚かな私たちを補完する、彼女たちの物語』が2025年11月20日(木)発売! 新井すみこのイラストも多数収録
雑誌『ダ・ヴィンチ』の人気連載が書籍化。古今東西のフィクション作品に描かれた女性像から、ままならない人生をしなやかに生きるヒントを探る。
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、『めめSHEやつら 賢くて愚かな私たちを補完する、彼女たちの物語』(著:鈴木涼美、イラスト:新井すみこ)を2025年11月20日(木)に発売します。
株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、『めめSHEやつら 賢くて愚かな私たちを補完する、彼女たちの物語』(著:鈴木涼美、イラスト:新井すみこ)を2025年11月20日(木)に発売します。
本書は、雑誌『ダ・ヴィンチ』で好評を博した連載の書籍化です。数多くのフィクション作品に登場する女性たちの姿を通じて、現代を生きる女性たちの“サバイブの知恵”を探るエッセイ集となっています。
著者の鈴木涼美氏は、エッセイ、小説、批評と多方面で活躍する作家であり、これまでに二作が芥川賞候補に選出されるなど、高い評価を得てきました。今回の書籍には、雑誌連載全27回分を収録。さらに、人気漫画『気になってる人が男じゃなかった』で知られる漫画家・新井すみこ氏が表紙イラストを描き下ろし。連載時に描き下ろしたイラストもフルカラーで収録しています。
(C)新井すみこ
(C)新井すみこ
(C)新井すみこ
「自分の痛みと似たような痛みがどこかの誰かの物語の中に潜んでいることに心強くなって、荒々しい現実が生きるに値するもののような気がしてくる、ああいう瞬間を生きたいといつも思っている。それは私たちの生きざまを、効率よくはしないかもしれないけれど、どこかで少し豊かにする」
本書「はじめに」より
『源氏物語』から『セックス・アンド・ザ・シティ』まで。古今東西の文学、ドラマ、漫画など多様な物語を題材に、現代女性がままならない人生をしなやかに生き抜くためのヒントを綴る一冊、ぜひご注目ください。
◆著者プロフィール
鈴木涼美(すずき すずみ)
1983年、東京都生まれ。慶應義塾大学在学中にAVデビュー。東京大学大学院での修士論文が『「AV女優」の社会学』として書籍化。日本経済新聞社の記者を経て、現在は批評、エッセイ、小説など多ジャンルにわたり執筆活動を行う。『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』『愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論』『娼婦の本棚』『不倫論 この生きづらい世界で愛について考えるために』『往復書簡 限界から始まる』(上野千鶴子との共著)など著書多数。小説作品には芥川賞候補作『ギフテッド』『グレイスレス』のほか、『YUKARI』『ノー・アニマルズ』などがある。
新井すみこ(あらい すみこ)
マンガ家。著書に『気になってる人が男じゃなかった』がある。
X:@agu_knzm
Instagram:@agu_knzm
◆書誌情報
書名:めめSHEやつら 賢くて愚かな私たちを補完する、彼女たちの物語
著者:鈴木涼美
イラスト:新井すみこ
定価:1,980円(本体1,800円+税)
発売日:2025年11月20日(木)
判型:四六判
ページ数:184ページ
ISBN:978-4-04-607814-8
発行:株式会社KADOKAWA
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