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掲載開始日 2025年11月19日

「どう読めばいいかわからない……」ママ・パパの図鑑読み聞かせの悩みから生まれた『よみきかせずかん きょうりゅう』2025年11月19日(水)発売

国立科学博物館名誉研究員・真鍋 真先生監修 超人気恐竜のくらしがわかる新しいはじめて図鑑が誕生



株式会社KADOKAWA(取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛、本社:東京都千代田区)は、2025年11月19日(水)に『よみきかせずかん きょうりゅう』(監修:真鍋 真/絵:ケータ)を刊行いたしました。

実際に図鑑の読み聞かせで困ったことがある方へのアンケート結果をもとに、図鑑と絵本の編集部の知見をつめこみながら制作。事前に本書を読んだモニターからは「テンポよく読めた」「最後まで飽きることなく聞いてくれた」などのコメントが届いています。





絵本のようにすらすら読める!

本書は【1.大きなイラストで恐竜の形を観察】【2.おはなしで恐竜のくらしを想像する】という、2つの見開きで構成されています。子どもが大好きな恐竜だけに焦点を当て、特徴だけでなく「くらし」がわかるのが大きな特徴です。

「○○ってしってる?」「なんのためにあるのかな?」など、読むだけで子どもとコミュニケーションがとれる文章で全体が構成されており、子どもの嗜好が強くなり始める2歳ごろから楽しめます。

「最強の恐竜・ティラノサウルスの強さの秘訣は?」「ディプロドクスはどうして首が長いの?」「恐竜は子育てしていたの?」など、子どもの素朴な疑問について、やさしい言葉で解説し、「なぜなぜ期」の子どもにきちんと答えられる図鑑を目指しました。


▲見開きに大きく配置したイラストで特徴を観察



▲絵本のように読める「おはなし」でくらしを想像



▲知識を深めるコラムも多数収録




もくじ

さいきょうの きょうりゅう! ティラノサウルス

つのと フリルが じまん! トリケラトプス

せなかに いた、しっぽに トゲ! ステゴサウルス

にくしょくきょうりゅうを おそれない! アンキロサウルス

いちばん おおきい!? ディプロドクス

さいだいの にくしょくきょうりゅう! スピノサウルス

がっきを もった きょうりゅう!? パラサウロロフス

あかちゃんを まもる! マイアサウラ

さいしょの とり? アーケオプテリクス



「図鑑なのに読んでくれるの!?」モニターの声

制作前に編集部が実施した図鑑の読み聞かせに関するアンケートでは、「説明が長くて口がつかれる」「どこを読んだらいいかわからない」「細かい」「終わりがない」「寝る前の読み聞かせでは、図鑑はダメって言ってます……」などの声が、図鑑好きなお子さんをもつ親御さんから寄せられました。

そんな悩みにこたえる形で制作した本書を、実際に恐竜好きな親子に読んでもらったところ、たくさんの感想が集まりました。





<『よみきかせずかん きょうりゅう』モニターの声>

・とてもテンポよく読むことができ、絵もかわいく、子どもが楽しみながら集中して聞いていました。(4歳男の子の保護者)



・ストーリーがあるのがすごく良い。最後まで集中してました!(4歳男の子の保護者)



・「ガブリ!」「バッ!」など擬音が多く、読み聞かせがしやすかったです。(3歳女の子の保護者)



・「図鑑なのに読んでくれるの!? やったー!」という反応でした。笑(5歳女の子の保護者)



・細かな特徴まで書かれていて、読み聞かせをしていると興味津々でした。今では自分で覚えて私に教えてくれるようになりました。(4歳男の子の保護者)



・3歳の息子が「このきょうりゅう、知ってる!」と言いながら、飽きることなく楽しく聞いてくれました。(3歳・8歳男の子の保護者)





監修・真鍋 真先生のことば



国立科学博物館・名誉研究員 群馬県立自然史博物館・特別館長 真鍋 真(まなべ・まこと)



子どもたちは図鑑を開いて、恐竜の名前や大きさ、時代、生息地などを覚えるのが得意です。分類ごとに一番大きな恐竜や、強い恐竜、速い恐竜などを比べたりするのも大好きです。それは、成長するにつれ忘れてしまう記憶かもしれません。しかし、本書を大人と一緒に読みながら、「この形の恐竜は、こんな暮らし方をしていたかもしれない」と想像する経験は、言葉のキャッチボールへの楽しさを知る第一歩になるかもしれません。それは恐竜以外の生物へも、子どもたちの興味の世界を広げてくれることでしょう。









著者プロフィール

監修:真鍋 真(まなべ・まこと)

国立科学博物館・名誉研究員、群馬県立自然史博物館・特別館長。

横浜国立大学教育学部卒業、米イェール大学大学院MSc課程修了、英ブリストル大学大学院Ph.D.課程修了。1994年から2025年3月まで国立科学博物館に勤務し、副館長などを務めた。恐竜や古生物の図鑑・絵本の監修、著書など多数。中生代の化石から爬虫類や鳥類の進化を明らかにしようと、日々、物言わぬ化石に心の中で語りかけている。



絵:ケータ

恐竜イラストレーター/恐竜グッズデザイナー。自身の息子が恐竜に関心を持ったことを契機に創作活動を開始し、会社員から恐竜専門のイラストレーターへと転身。2023年、恐竜グッズメーカー株式会社REDREXを設立。恐竜をテーマとしたイラストレーション、オリジナルグッズの企画、ライブペイントやイベント企画など多様な活動を展開している。好きな恐竜はステゴサウルス。



書誌情報



『よみきかせずかん きょうりゅう』

監修:真鍋 真

絵:ケータ

定価:1,485円(本体1,350円+税)

発売日:2025年11月19日(水)

対象:2歳から

仕様:B5変形判/オールカラー/48ページ

ISBN:978-4-04-116368-9

発行:株式会社KADOKAWA

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