終わる世界に青色を

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年12月24日
判型:
B6判
ページ数:
224
ISBN:
9784041168899
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終わる世界に青色を

  • 著者 昴 カズサ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年12月24日
判型:
B6判
ページ数:
224
ISBN:
9784041168899

テーマは「涙」。瑞々しく儚く、さびしく。青春と郷愁の六つの短編。

葉と国春と大晴。いつも三人でつるんでバカやって、いたってフツーの男子高生だけど一つだけフツーじゃないことがある。それは、葉がいずれ「神獣」になって天に還ってしまうってこと。
幼馴染の三人組、一緒にいられる最後の春――『春の翠雨』

女子高生の芹(せり)と男子高生の凛太朗は10年来の幼馴染。棗(なつめ)は高校で出会った「オンナトモダチ」、いや――叶わぬ片恋相手?
高校生の切なく、やるせなく、そして美しすぎる三角関係――『いちばん遠い近距離で』

いつも先を歩く庚(カノエ)と、庚の背中を追いかけるだけの乙(キノト)は神通力を持つ神児。新月の夜、次期「山神様」として一人だけが選ばれ里を離れた。
それから十年。里に下り再会した村人たちや、大切な親友だった彼の態度は――『故郷に捧ぐ』

「真中くん、パン、買ってきましょうか?」 ある日ささやきかけてきたのは、ただ席が隣というだけで話したこともなかった伊端さん。それがきっかけだった。気持ち悪いヤツという真中の感情は、徐々に歪んだものに変貌していく。恋でもない、友情でもない、しいて言えば…SM?――『歪なそれに名前はいらない』

隕石の衝突によるあれやこれやで、どうもこの世界はもうすぐ終わるらしい。そんな世界でしぶとく生きているカイリの日課は、ただただ食料探し。ある日、久しぶりに見かけた人間のフレイから食料を奪ったカイリだったが、いつしか二人は共に食事をする仲になっていく。ただ、世界の終わりと食料の終わりも近づいていた――『終わる世界に青色を』

女子高生の鈴の弟は、いつか天に還る神獣の子だ。でも、その日がいつかは分からない。田舎の村で過ぎていく、ゆるやかに穏やかに凪いだ優しい日々と、
姉弟でいられる最後の夏――『夏の鈴音』
葉と国春と大晴。いつも三人でつるんでバカやって、いたってフツーの男子高生だけど一つだけフツーじゃないことがある。それは、葉がいずれ「神獣」になって天に還ってしまうってこと。
幼馴染の三人組、一緒にいられる最後の春――『春の翠雨』

女子高生の芹(せり)と男子高生の凛太朗は10年来の幼馴染。棗(なつめ)は高校で出会った「オンナトモダチ」、いや――叶わぬ片恋相手?
高校生の切なく、やるせなく、そして美しすぎる三角関係――『いちばん遠い近距離で』

いつも先を歩く庚(カノエ)と、庚の背中を追いかけるだけの乙(キノト)は神通力を持つ神児。新月の夜、次期「山神様」として一人だけが選ばれ里を離れた。
それから十年。里に下り再会した村人たちや、大切な親友だった彼の態度は――『故郷に捧ぐ』

「真中くん、パン、買ってきましょうか?」 ある日ささやきかけてきたのは、ただ席が隣というだけで話したこともなかった伊端さん。それがきっかけだった。気持ち悪いヤツという真中の感情は、徐々に歪んだものに変貌していく。恋でもない、友情でもない、しいて言えば…SM?――『歪なそれに名前はいらない』

隕石の衝突によるあれやこれやで、どうもこの世界はもうすぐ終わるらしい。そんな世界でしぶとく生きているカイリの日課は、ただただ食料探し。ある日、久しぶりに見かけた人間のフレイから食料を奪ったカイリだったが、いつしか二人は共に食事をする仲になっていく。ただ、世界の終わりと食料の終わりも近づいていた――『終わる世界に青色を』

女子高生の鈴の弟は、いつか天に還る神獣の子だ。でも、その日がいつかは分からない。田舎の村で過ぎていく、ゆるやかに穏やかに凪いだ優しい日々と、
姉弟でいられる最後の夏――『夏の鈴音』

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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