亡命天使 ~窓際外交官は如何にして終末戦争を阻止したか~

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年12月10日
判型:
文庫判
ページ数:
328
ISBN:
9784049167061
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亡命天使 ~窓際外交官は如何にして終末戦争を阻止したか~

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年12月10日
判型:
文庫判
ページ数:
328
ISBN:
9784049167061

私は、この世界を滅ぼしてしまうかもしれません

 世界大戦終結から五十年。フェルザ帝国は強大な軍事力を背景にアルトスタ王国に領土の割譲を迫り、再び戦乱の時代が訪れようとしていた。
 そんなある日、王国大使館に亡命希望の少女・ラジャが駆け込んでくる。通訳に任命されたのは、窓際外交官の青年・サピン。国家の利益のために誰かを犠牲にすることが許せない彼は、引き渡しを迫る帝国を、持ち前の知識と交渉力で追い返し、彼女の身柄を守ることに成功する。
 その活躍を買われ、帝国との交渉メンバーにも抜擢されたサピンは、ラジャからこの世界の真実と彼女の正体を明かされて――
「だから、ラジャ。生きて、一緒に、アルトスタへ行こう」
 世界平和のため、重い使命を背負う少女を救うための"交渉"が始まる!
 世界大戦終結から五十年。フェルザ帝国は強大な軍事力を背景にアルトスタ王国に領土の割譲を迫り、再び戦乱の時代が訪れようとしていた。
 そんなある日、王国大使館に亡命希望の少女・ラジャが駆け込んでくる。通訳に任命されたのは、窓際外交官の青年・サピン。国家の利益のために誰かを犠牲にすることが許せない彼は、引き渡しを迫る帝国を、持ち前の知識と交渉力で追い返し、彼女の身柄を守ることに成功する。
 その活躍を買われ、帝国との交渉メンバーにも抜擢されたサピンは、ラジャからこの世界の真実と彼女の正体を明かされて――
「だから、ラジャ。生きて、一緒に、アルトスタへ行こう」
 世界平和のため、重い使命を背負う少女を救うための"交渉"が始まる!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「亡命天使 ~窓際外交官は如何にして終末戦争を阻止したか~」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 世界大戦終結から50年。フェルザ帝国は強大な軍事力を背景にアルトスタ王国に領土の割譲を迫る中、王国大使館に亡命希望の少女ラジャが駆け込んでくる外交ファンタジー。ワケありなラジャの強引な引き渡しを迫る帝国 世界大戦終結から50年。フェルザ帝国は強大な軍事力を背景にアルトスタ王国に領土の割譲を迫る中、王国大使館に亡命希望の少女ラジャが駆け込んでくる外交ファンタジー。ワケありなラジャの強引な引き渡しを迫る帝国を持ち前の知識と交渉力で追い返して身柄を守り、領土交渉メンバーにも抜擢されるサピン。なぜ亡命しようとした医師は殺されなければならなかったのか。お互いに交渉のカードを探り合いながらの駆け引きで状況が二転三転する中、ギリギリの綱渡りでお互いに納得できる落としどころを見出してみせたその結末はなかなか良かったです。 …続きを読む
    よっち
    2025年12月10日
    23人がナイス!しています
  • 国家外交をテーマにしたラノベとして稀代の一作。現在の世界情勢を見れば、本作はさらなる熱量を持つ。 連合組織から爪弾きにされているものの圧倒的軍事力を背景に恫喝外交を行う権威主義帝国。軍事力が劣り、橋頭 国家外交をテーマにしたラノベとして稀代の一作。現在の世界情勢を見れば、本作はさらなる熱量を持つ。 連合組織から爪弾きにされているものの圧倒的軍事力を背景に恫喝外交を行う権威主義帝国。軍事力が劣り、橋頭堡となる領土分割を迫られれる民主主義隣国。 ここで行われる外交手順はファンタジーであり『ラピュタ』や『ナウシカ』の影響があるが、思考法はまさに現実そのもの。 歴史を鑑みた交渉だろうと、自国に政策反対の声があろうと、国家間の条約だろうと関係がない。反故にリスクがないのなら何故約束を守る必要があろうか。(1/3) …続きを読む
    のれん
    2025年12月11日
    14人がナイス!しています
  • 大戦終結から五十年、大国である帝国の中の、歴史ある王国の大使館で窓際外交官の青年が、亡命してきた少女に出会い始まる物語。―――見果てぬ夢でも、同じ犠牲を出さぬ為に。過去に痛みを抱えた青年が、少女との出会 大戦終結から五十年、大国である帝国の中の、歴史ある王国の大使館で窓際外交官の青年が、亡命してきた少女に出会い始まる物語。―――見果てぬ夢でも、同じ犠牲を出さぬ為に。過去に痛みを抱えた青年が、少女との出会いから大国との交渉の場に巻き込まれていく物語であり、舌戦と盤外戦溢れる中で、望む未来を引き寄せる為に必死に戦う、あまり見たことのない熱さがある物語である。一つ交渉を乗り越え、歩き出すのは見果てぬ道。戦争のない、少女の必要のない世の中を目指して。果たして青年の願いは叶うか。 次巻も勿論楽しみである。 …続きを読む
    真白優樹
    2025年12月16日
    10人がナイス!しています

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