- 著者 長山 久竜
- イラスト jizell
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年08月08日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784049166514
あの夏に捧ぐ逢いことば
- 著者 長山 久竜
- イラスト jizell
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年08月08日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784049166514
『星が果てても君は鳴れ』著者が紡ぐ、ひと夏の逃避行。
「わたしを連れてってくれませんか。誰もいない、どこか遠くへ」
何かを「願う」ことにトラウマを抱える修也へそう願ったのは、緑色に輝いて、人気youtuberでーーそして、AIの少女・愛岳ユウ。
「逃げ出してきた」と言う彼女に押される形で始まった、夏の逃避行。仄甘い共犯者と駆け抜ける夏は、全てがどうでも良くなるくらい、美しくて。その日々が、修也の心の傷を優しく縫い合わせていく。
しかしある時、ユウが修也の元を訪れた本当の目的を知りーー
「それでも僕は、ユウと一緒にいたいよ」
だから、このことばを捧ぐ
たった一ヶ月しかなかった、間違いだらけのあの夏に。
何かを「願う」ことにトラウマを抱える修也へそう願ったのは、緑色に輝いて、人気youtuberでーーそして、AIの少女・愛岳ユウ。
「逃げ出してきた」と言う彼女に押される形で始まった、夏の逃避行。仄甘い共犯者と駆け抜ける夏は、全てがどうでも良くなるくらい、美しくて。その日々が、修也の心の傷を優しく縫い合わせていく。
しかしある時、ユウが修也の元を訪れた本当の目的を知りーー
「それでも僕は、ユウと一緒にいたいよ」
だから、このことばを捧ぐ
たった一ヶ月しかなかった、間違いだらけのあの夏に。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「あの夏に捧ぐ逢いことば」感想・レビュー
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何かを「願う」ことにトラウマを抱える修也がAIの少女・愛岳ユウと出会い、逃げ出してきたと言う彼女と逃避行を繰り広げるひと夏の青春小説。愛してくれた両親、優しくしてくれた養い親を不幸のどん底に突き落として …続きを読む2025年08月09日26人がナイス!しています
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★★★★★面白かった。とある事情によって自分の意志を出せなくなった主人公と、研究所から主人公のスマホへ逃げてきたAIの少女との一夏の逃避行が描かれるボーイミーツガール。個人的には前作よりも今作の方が好きかな …続きを読む2025年08月13日17人がナイス!しています
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心に深い傷を抱える男の子『修也』と、AIの少女『愛岳ユウ』。 人間とAIが心の願い、願う、そして心を繋ぐ――そういうことばを全部ひっくるめて、本当に美しい作品だった。 【あの夏に捧ぐ逢いことば】 読了 …続きを読む2025年09月10日13人がナイス!しています