さよならの保険金

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年10月16日
判型:
四六判
ページ数:
208
ISBN:
9784041163375

さよならの保険金

  • 著者 額賀 澪
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年10月16日
判型:
四六判
ページ数:
208
ISBN:
9784041163375

身近で簡単、小さな詐欺にご注意を。叔父と甥の保険調査員コンビが始動!

就活の最終面接の日、青森で漁師をしている父の船が遭難したという連絡が入った。家族と就職先を一度に失った桐ケ谷麻海は、東京で暮らす叔父・響介のもとに転がり込むことに。
居候としてなにか仕事をさせてほしいという麻海に、響介がかけた言葉は「掃除も洗濯も料理も別にやらなくていいから、俺の仕事をちょっと手伝って」。
響介の職業は、保険調査員。保険会社から依頼を受け、保険金を支払うにあたって不正や問題点がないか調べる仕事だ。
麻海は見習い調査員として詐欺が疑われる事案の調査をするなかで、生と死、お金にまつわる様々な家族の思いにふれていく。
就活の最終面接の日、青森で漁師をしている父の船が遭難したという連絡が入った。家族と就職先を一度に失った桐ケ谷麻海は、東京で暮らす叔父・響介のもとに転がり込むことに。
居候としてなにか仕事をさせてほしいという麻海に、響介がかけた言葉は「掃除も洗濯も料理も別にやらなくていいから、俺の仕事をちょっと手伝って」。
響介の職業は、保険調査員。保険会社から依頼を受け、保険金を支払うにあたって不正や問題点がないか調べる仕事だ。
麻海は見習い調査員として詐欺が疑われる事案の調査をするなかで、生と死、お金にまつわる様々な家族の思いにふれていく。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一話 親不孝者だね
第二話 風邪みたいなもんだ
第三話 八割が黒だな
第四話 我々は保険調査員ですので
第五話 魔が差した
第六話 肩入れするなよ
第七話 お気をつけください
最終話 喪失の代償だ

桐ヶ谷麻海(きりがや・あさみ)

青森出身の大学4年生。就活の最終面接の日に、父の漁船が転覆事故を起こし行方不明となる。面接はドタキャンしてしまい、卒業後の仕事の当てもなくなる。

加瀬響介(かせ・きょうすけ)

麻海の叔父。就職先が決まらないまま卒業し、大学の寮を追い出された麻海を居候させ、保険調査員の仕事を教える。

「さよならの保険金」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 保険調査員が重大犯罪を暴くドラマはあるが、こちらは純粋なお仕事小説。就活に失敗して叔父の下で調査員となった麻海が、あの手この手で保険金詐取を図る連中に次々と遭遇する。彼らは揃って犯罪をたくらむ勇気もな 保険調査員が重大犯罪を暴くドラマはあるが、こちらは純粋なお仕事小説。就活に失敗して叔父の下で調査員となった麻海が、あの手この手で保険金詐取を図る連中に次々と遭遇する。彼らは揃って犯罪をたくらむ勇気もないが、小金を手に入れるチャンスに目がくらんで魔が差してしまうのだ。そんなのを散々見てきた叔父は人への信頼を失ったように無表情だが、麻海は人の愚かさ複雑さに興味を抱き仕事にのめり込んで思いがけない事実を明らかにする。それほど劇的な展開もないが、金に狂って道を踏み外すケチで小心な小市民の肖像画が面白く読まされる。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2025年11月08日
    153人がナイス!しています
  • 詐欺なんて絶対悪、もっての外!―おそらく誰もがそう思って普段生活しているに違いない。「普通に生活している普通の人間が、普通にやっちゃう」詐欺こそが保険金詐欺。サスペンスでもミステリーでもなく、なんだか 詐欺なんて絶対悪、もっての外!―おそらく誰もがそう思って普段生活しているに違いない。「普通に生活している普通の人間が、普通にやっちゃう」詐欺こそが保険金詐欺。サスペンスでもミステリーでもなく、なんだか行けそうな気がして、ちょっとした嘘でちょっと得できる予感にその人の良心が負けてしまう…まさに「魔が差す」のである。保険調査員(保険を支払うにあたり不正や問題点がないかを調べる)として働く麻海と叔父・響介の仕事は、派手でも華麗でもない、むしろ地味で地道。額賀筆はお金にまつわる等身大の悲喜こもごもをふわりと描く。 …続きを読む
    hiace9000
    2025年10月31日
    135人がナイス!しています
  • 200頁あまりのボリュームながら、内容はちょっとシリアスな感じも。父親が海の事故により、行方不明になった主人公「麻海」はこの先の身のふりかたもわからぬまま、久しぶりに現れた叔父と共に暮らすコトに。そんな 200頁あまりのボリュームながら、内容はちょっとシリアスな感じも。父親が海の事故により、行方不明になった主人公「麻海」はこの先の身のふりかたもわからぬまま、久しぶりに現れた叔父と共に暮らすコトに。そんな叔父「響介」の仕事は保険調査員であり、就活がうまくいかなかった「麻海」は流れで「響介」の仕事を手伝うコトに。あらゆる保険金詐欺の手口をちょっとしたミステリー仕立てにして綴る額賀さん、さすがでした。詐欺で犯罪でありながら、手口や状況によってはなんとなく同情してしまいそうになる話も。色々と勉強になりましたね。 …続きを読む
    おしゃべりメガネ
    2025年11月26日
    102人がナイス!しています

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