お葉の医心帖 きずなの百合

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年05月23日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784041162057
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お葉の医心帖 きずなの百合

  • 著者 有馬 美季子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年05月23日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784041162057

尊敬する先生の悩みに寄り添う、お葉の言葉とは――。

天涯孤独の少女・お葉が、町医者・道庵の診療所を手伝い始めて1年半が経つ。医術を志して励む日々の中で、他の医者に直せないと見放された旗本の奥方がやって来る。患者を見捨てたのは、因縁のある御典医だった。診療所で治療を引き受けたものの、病状は改善せず、人知れず悩む道庵に、弟子として寄り添うお葉がかけた言葉とは――。師弟として、家族としての絆を育んでいく2人に涙する。胸が温まる、書き下ろし時代医療小説! 天涯孤独の少女・お葉が、町医者・道庵の診療所を手伝い始めて1年半が経つ。医術を志して励む日々の中で、他の医者に直せないと見放された旗本の奥方がやって来る。患者を見捨てたのは、因縁のある御典医だった。診療所で治療を引き受けたものの、病状は改善せず、人知れず悩む道庵に、弟子として寄り添うお葉がかけた言葉とは――。師弟として、家族としての絆を育んでいく2人に涙する。胸が温まる、書き下ろし時代医療小説!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 女絵師と腰痛
第二章 力自慢と宝物
第三章 本日、休診
第四章 見放された患者
終章

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「お葉の医心帖 きずなの百合」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • シリーズ4の一冊。一年半の時を経て、今巻は至るところで垣間見えるお葉の芯の強さがいい。きっぱりと自分の意見を物申し、前巻で避けて通れない経験をしたからこその、目の前の患者への優しさと強さを兼ね備えた手 シリーズ4の一冊。一年半の時を経て、今巻は至るところで垣間見えるお葉の芯の強さがいい。きっぱりと自分の意見を物申し、前巻で避けて通れない経験をしたからこその、目の前の患者への優しさと強さを兼ね備えた手当てをする姿には頼もしさも。そしてそんな彼女を支えてきた道庵先生も彼女の強さに支えられている姿にじんわりときた。また一つ絆が深くなる瞬間って見ている方も幸せになれる。義眼の手術もこの時代からあったとは。野心家源信も人柄にますます味が出てきたね。漢方医学、蘭学の相乗効果に安堵。とにかく医食同源。糖尿病は怖いな。 …続きを読む
    ちょろこ
    2025年07月12日
    109人がナイス!しています
  • お葉は看護力と道庵の片腕としてめきめき上達。日々学び、行い、尽くす。道庵の師匠としての導き方も上手いんだよね。褒める、そして自分の至らないところはちゃんと認める。女絵師の腰痛の治療をする中で父娘の仲ま お葉は看護力と道庵の片腕としてめきめき上達。日々学び、行い、尽くす。道庵の師匠としての導き方も上手いんだよね。褒める、そして自分の至らないところはちゃんと認める。女絵師の腰痛の治療をする中で父娘の仲まで取り持ってしまったり、かつて力士だった力自慢の男の眼の手術を源信がしたり(これは凄かった)、かと思えば旗本の奥方が御典医にまでさじを投げられ、道庵を頼ってやってくる。今でいう糖尿病を患い足を切る寸前の身。今回は源信の活躍が頼もしく、かつての師匠と弟子の関係を深まる。漢方の医薬と道庵の言葉が身に沁みる第4弾。 …続きを読む
    タイ子
    2025年06月22日
    71人がナイス!しています
  • お葉の成長が凄すぎる(笑)道庵先生の人間らしさが見えてきたのもあるかもしれないけど、モト弟子の源信の活躍が目立つのも( ̄ー ̄) お葉の成長が凄すぎる(笑)道庵先生の人間らしさが見えてきたのもあるかもしれないけど、モト弟子の源信の活躍が目立つのも( ̄ー ̄)
    あっちゃん
    2025年08月02日
    16人がナイス!しています

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