新海誠不朽の名作アニメーション「秒速5センチメートル」が実写映画化!
2008年。東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。30歳を前にして、貴樹は自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、小学生の頃に出会い、心を通わせた明里との約束の日の予感だったーー。18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。脚本家が自ら執筆した、劇場用実写映画の小説版!
2008年。東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。30歳を前にして、貴樹は自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、小学生の頃に出会い、心を通わせた明里との約束の日の予感だったーー。18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。脚本家が自ら執筆した、劇場用実写映画の小説版!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
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「秒速5センチメートル the novel」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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実写映画のノベライズ版。言葉が正しく届かないなら、いっそ黙っていればと雑談が苦手で人とコミュニケーションがうまく取れない青年が、小学生の頃の淡い思い出と約束から、大切な人へ言葉として伝える難しさと大切
実写映画のノベライズ版。言葉が正しく届かないなら、いっそ黙っていればと雑談が苦手で人とコミュニケーションがうまく取れない青年が、小学生の頃の淡い思い出と約束から、大切な人へ言葉として伝える難しさと大切さを思い出させてくれる作品だった。
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映画のノベライズ本。 映画行く前に半分読んで、映画見終わってから半分読みました。原作を膨らませた感じ。映画を観てから半分読み終えたので映画の情景を思い浮かべながら読みました。読んだらまた映画観に行きた
映画のノベライズ本。 映画行く前に半分読んで、映画見終わってから半分読みました。原作を膨らませた感じ。映画を観てから半分読み終えたので映画の情景を思い浮かべながら読みました。読んだらまた映画観に行きたくなった🌸きっと貴樹くんは大丈夫🌸
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実写版「秒速5センチメートル」が思いの外良かったので、脚本家によるノベライズも読んでみた。新海誠版原作小説と重複する部分はなるべく避け、別視点で描写されているのが小説だとよくわかった。特に水野理紗は原
実写版「秒速5センチメートル」が思いの外良かったので、脚本家によるノベライズも読んでみた。新海誠版原作小説と重複する部分はなるべく避け、別視点で描写されているのが小説だとよくわかった。特に水野理紗は原作と設定が変わっていることもあるが、遠野貴樹と付き合ってから破局に至るエピソードが盛られている。それだけではなく、最後にきちんと言葉を交わして別れられたのは原作よりも救いが感じられる良改変。「約束の日」やプラネタリウム等のオリジナル設定も原作の良さを壊さない範囲で貴樹の救いに焦点を当てていてよかった。
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