君と裸足で駆け抜けろ

君と裸足で駆け抜けろ

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

購入する
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年04月25日
判型:
文庫判
ページ数:
240
ISBN:
9784041160251
label

君と裸足で駆け抜けろ

  • 著者 水瀬 さら
  • イラスト 前田 ミック
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年04月25日
判型:
文庫判
ページ数:
240
ISBN:
9784041160251

再び立ち上がるために――

高校1年生の西倉夏希は、誰もいない防波堤がお気に入りの場所だった。ある日、いつものようにモヤモヤした気持ちを抱えながらそこへ行くと、先客がいた。初めて見る顔……と思いきや、よく見ると、園芸委員会で一緒の1学年上の永瀬碧生だった。いつもマスクを付けて前髪で目を隠していたため、すぐには分からなかったのだ。手元にあった、鉛筆で描かれた防波堤の絵を、慌てて隠される。気になった夏希は永瀬のことを調べると、以前は絵画コンクールで優勝するほどだったが、何かのきっかけで高校進学以降、コンクールなどに出ていないことが分かる。結果が出せずに陸上部を辞めた自分と重ね、先輩を知っていく内に、ひょんな事から雑誌モデルをしていることが分かるが――――。一度挫折した二人が再び輝くために取る行動とは?胸キュン青春恋愛小説。 高校1年生の西倉夏希は、誰もいない防波堤がお気に入りの場所だった。ある日、いつものようにモヤモヤした気持ちを抱えながらそこへ行くと、先客がいた。初めて見る顔……と思いきや、よく見ると、園芸委員会で一緒の1学年上の永瀬碧生だった。いつもマスクを付けて前髪で目を隠していたため、すぐには分からなかったのだ。手元にあった、鉛筆で描かれた防波堤の絵を、慌てて隠される。気になった夏希は永瀬のことを調べると、以前は絵画コンクールで優勝するほどだったが、何かのきっかけで高校進学以降、コンクールなどに出ていないことが分かる。結果が出せずに陸上部を辞めた自分と重ね、先輩を知っていく内に、ひょんな事から雑誌モデルをしていることが分かるが――――。一度挫折した二人が再び輝くために取る行動とは?胸キュン青春恋愛小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 私だけの秘密の場所
第二章 海に消えた絵
第三章 似た者同士
第四章 なにも知らない
第五章 裸足になって
第六章 戻れない過去
第七章 夕陽の坂道
第八章 勢いよく走るだけ
第九章 ここから逃げよう
第十章 ふたりだけの青い空

「君と裸足で駆け抜けろ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 走る事が大好きだったのに周りと比べて遅くなったことを気にして陸上部を止めてしまった西倉夏希ととある事故がきっかけで絵を描くことを止めてしまった永瀬碧生(先輩)の再生の物語。夏希の高校入学から夏休み迄の 走る事が大好きだったのに周りと比べて遅くなったことを気にして陸上部を止めてしまった西倉夏希ととある事故がきっかけで絵を描くことを止めてしまった永瀬碧生(先輩)の再生の物語。夏希の高校入学から夏休み迄の間の短い時間だけど存分にアオハルを楽しむことが出来た。二人はなりゆきで園芸委員になり水やり当番になったことから交流が始まる。防波堤で海を見る2人の姿が映像化し易く、素敵な景色だなと想像することが出来た。二人のこれからに幸あれと願わずにはいられないラストはとても前向きになれるものでホッコリと読了しました。 …続きを読む
    なっぱaaua
    2025年06月14日
    34人がナイス!しています
  • 周りの景色の描写がとても綺麗で頭の中の映像化が止まらない。元気でとにかく突っ走る主人公も可愛いし、ぶっきらぼうなのに実は優しい先輩もいちいち格好良くてどっちにもにやにやしちゃった。とても好き。読後感が 周りの景色の描写がとても綺麗で頭の中の映像化が止まらない。元気でとにかく突っ走る主人公も可愛いし、ぶっきらぼうなのに実は優しい先輩もいちいち格好良くてどっちにもにやにやしちゃった。とても好き。読後感が気持ちがいい、爽やかな青春小説。面白かった。いくら好きなことでも逃げたくなるときだってあるよね。 …続きを読む
    彩灯尋
    2025年05月27日
    15人がナイス!しています
  • 大好きだった陸上を辞め、園芸委員に入った高校1年生の夏希は、先輩である碧生とペアになる。 態度の悪い碧生に、最初の方は苛立ったりするものの、彼のことを知るうちに惹かれていって──。 碧生も夏希と同じよう 大好きだった陸上を辞め、園芸委員に入った高校1年生の夏希は、先輩である碧生とペアになる。 態度の悪い碧生に、最初の方は苛立ったりするものの、彼のことを知るうちに惹かれていって──。 碧生も夏希と同じように、好きだったものから逃げていて、そんな2人がお互いに影響されながら少しずつ変わっていく姿が素敵でした。 後半はシリアスな展開もありますが、それでも最後まで読んだときに、とても爽やかな気持ちになれる作品です。 登場シーンこそ多くないものの、静香先輩の優しさや思いやりの詰まった言動が印象的でした。 …続きを読む
    なみ
    2025年06月06日
    13人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品