- 著者 東堂 杏子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784049162738
古典確率では説明できない双子の相関やそれに関わる現象
- 著者 東堂 杏子
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784049162738
二十も離れた弟の誕生――それがすべての始まりだった。
斉藤勇魚と斉藤真魚。男女の双生児でともに二十歳の大学生。二人の人生は、年の離れた弟の誕生で一変した。
広島の大学に通う勇魚は親友に恋人を奪われ荒んだ日々を送り、北九州の実家で暮らす真魚も最愛の人に突然捨てられ世界に絶望する毎日。
そして二人は、奇しくもそれぞれの隣人との奇妙な交流に救いを求めていく……。
やがて気付いてしまった家族の真実。親子、恋人、親友――すべての日常が絶望と綯い交ぜになった双子の青春の行き着く先とは?
大人になることの「痛み」をリアルに描き、第31回電撃小説大賞で《メディアワークス文庫賞》《川原礫賞》をW受賞した、ままならない愛と青春の物語。
広島の大学に通う勇魚は親友に恋人を奪われ荒んだ日々を送り、北九州の実家で暮らす真魚も最愛の人に突然捨てられ世界に絶望する毎日。
そして二人は、奇しくもそれぞれの隣人との奇妙な交流に救いを求めていく……。
やがて気付いてしまった家族の真実。親子、恋人、親友――すべての日常が絶望と綯い交ぜになった双子の青春の行き着く先とは?
大人になることの「痛み」をリアルに描き、第31回電撃小説大賞で《メディアワークス文庫賞》《川原礫賞》をW受賞した、ままならない愛と青春の物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「古典確率では説明できない双子の相関やそれに関わる現象」感想・レビュー
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恋人と友人に裏切られた兄と、おばに恋する妹の双子の心の痛みを感じる青春小説。母親の毒親ぷりも痛い。2025年04月28日23人がナイス!しています
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親友に恋人を奪われ荒んだ日々を送る広島の大学生・斉藤勇魚と、北九州の実家で最愛の人に突然捨てられ絶望する双子の妹・真魚。彼らの人生が年の離れた弟の誕生で転機を迎える青春小説。転居した先でお世話するよう …続きを読む2025年04月29日21人がナイス!しています
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正直なところタイトルと表紙にピンとくるものがなく悩んでいたのだが、店頭で見るとなんとなく気になってしまって購入。そのときの自分を褒めてあげたいくらい良かった。文章、内容共にかなり人を選ぶ癖の強い作品で …続きを読む2025年04月26日7人がナイス!しています