明けの空のカフカ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2025年07月17日
判型:
B6判
ページ数:
348
ISBN:
9784049162639
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明けの空のカフカ

  • 著者 水品 知弦
  • イラスト 森沢 晴行
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2025年07月17日
判型:
B6判
ページ数:
348
ISBN:
9784049162639

君の人生の全てが尊い冒険だ――少女はいざ、空の広さを知る旅へ!

★第31回電撃小説大賞《電撃の新文芸賞》受賞作★
 カフカは空が見えない浮遊洞窟内にある老人ばかりの村で暮らす唯一の子ども。外の世界に憧れを抱きながらも、村に縛られる日々を過ごしていた。
 ある日、地上からの来訪者・ハヤテが現れる。なんと彼は、ヒトとは違う犬の特徴を持つ獣人だったのだ。ハヤテの語る刺激的な地上の話に感化されたカフカは、ついに村人たちの反対を振り切り――亡き祖父が遺した飛行機〈コチ三〇六〉を駆り夜明けの空へと飛び出していく!
 温かく見守ってくれる大人たちや同世代の友達と出会い成長するカフカは、やがてこの世界のヒトたちの間に起こった悲しい過去を知ることになる。だけどカフカは飛ぶことをやめない、知ることを諦めたりしない。だって――私たちの人生の全てが冒険なのだから!
  国内最大規模の公募型小説賞「電撃小説大賞」が贈る、全ての世代に伝えたい感動のジュブナイルアドベンチャー!
★第31回電撃小説大賞《電撃の新文芸賞》受賞作★
 カフカは空が見えない浮遊洞窟内にある老人ばかりの村で暮らす唯一の子ども。外の世界に憧れを抱きながらも、村に縛られる日々を過ごしていた。
 ある日、地上からの来訪者・ハヤテが現れる。なんと彼は、ヒトとは違う犬の特徴を持つ獣人だったのだ。ハヤテの語る刺激的な地上の話に感化されたカフカは、ついに村人たちの反対を振り切り――亡き祖父が遺した飛行機〈コチ三〇六〉を駆り夜明けの空へと飛び出していく!
 温かく見守ってくれる大人たちや同世代の友達と出会い成長するカフカは、やがてこの世界のヒトたちの間に起こった悲しい過去を知ることになる。だけどカフカは飛ぶことをやめない、知ることを諦めたりしない。だって――私たちの人生の全てが冒険なのだから!
  国内最大規模の公募型小説賞「電撃小説大賞」が贈る、全ての世代に伝えたい感動のジュブナイルアドベンチャー!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「明けの空のカフカ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 凄く良かった! 空が見えない浮遊洞窟の中で老人達に囲まれて育った少女カフカが、ある日祖父への手紙を届けにきた犬の獣人ハヤテと出会い、世界について何も知らないこと、そして祖父が冒険家であったことを知り始 凄く良かった! 空が見えない浮遊洞窟の中で老人達に囲まれて育った少女カフカが、ある日祖父への手紙を届けにきた犬の獣人ハヤテと出会い、世界について何も知らないこと、そして祖父が冒険家であったことを知り始まる冒険譚。 良い物語でした。まずカフカがとても良い子で、世界観もキャラも好き。 村を、人を、世界を、過去を、カフカと共に知っていくのが楽しくてあっという間に読み終わってしまいました。まだこの先のカフカの成長も楽しみにしたい一作ですね。 …続きを読む
    和尚
    2025年08月02日
    29人がナイス!しています
  • 浮遊洞窟内の老人ばかりの村で暮らすカフカ。ある日、地上からの来訪者ハヤテと出会い刺激を受けた彼女が、亡き祖父が遺した飛行機で夜明けの空へと飛び出していく青春小説。ヒトとは違う犬の特徴を持つ獣人のハヤテ 浮遊洞窟内の老人ばかりの村で暮らすカフカ。ある日、地上からの来訪者ハヤテと出会い刺激を受けた彼女が、亡き祖父が遺した飛行機で夜明けの空へと飛び出していく青春小説。ヒトとは違う犬の特徴を持つ獣人のハヤテの話に魅せられて、村人たちの反対を振り切り家出同然で旅に出たカフカ。温かく見守ってくれる大人たちや同世代の友達と出会った彼女が、祖父の友人と出会って悲しい過去を知ったり、ハヤテと一緒にエアレースに参加したりしながら、困難に直面しても諦めず、周囲の助けも借りて挑戦するカフカの頑張りを応援したくなる物語でしたね。 …続きを読む
    よっち
    2025年07月16日
    28人がナイス!しています
  • すっごい暖かい児童小説を読んだな、と、あまりに模範的な少女と世間だな、と逆の感想がせめぎ合う読後感。 裏切りと戦争を知らない世代が閉じ込められていた殻を破り、空を飛び、かつて掘られていた溝をなくす一歩 すっごい暖かい児童小説を読んだな、と、あまりに模範的な少女と世間だな、と逆の感想がせめぎ合う読後感。 裏切りと戦争を知らない世代が閉じ込められていた殻を破り、空を飛び、かつて掘られていた溝をなくす一歩を得る。 しかし少女に葛藤や、大人に至るまでの試練や矛盾があまりない。大人の凝り固まった柵を取り払うのは良いことだが、ではその柵から子どもが自由かといえばそうではないはずだ。その辺カフカが不自由なく飛んでいた印象が強い。(1/2) …続きを読む
    のれん
    2025年07月25日
    20人がナイス!しています

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