狼と香辛料スピンオフ最新刊!
コルを殉教者に仕立て上げようとした異端審問官ローシェと選帝侯たちの非道な計画は、空から駆け付けたディアナの協力により砕かれた。
無傷の生還という偉業は、帝国内に薄明の枢機卿の名声をますます轟かせ、コルを一目見ようとウーバンは謁見を願う者たちで溢れかえることに。
そして、多忙な兄を支えるミューリの下にも真面目で頑固なコルを説得してほしいと陳情が集まり……。
そんな中、薄明の枢機卿の暗殺計画が再び持ち上がって!?
上下巻でお贈りする、賢狼の娘と若き羊皮紙が世界を変える運命の前夜祭!
コルを殉教者に仕立て上げようとした異端審問官ローシェと選帝侯たちの非道な計画は、空から駆け付けたディアナの協力により砕かれた。
無傷の生還という偉業は、帝国内に薄明の枢機卿の名声をますます轟かせ、コルを一目見ようとウーバンは謁見を願う者たちで溢れかえることに。
そして、多忙な兄を支えるミューリの下にも真面目で頑固なコルを説得してほしいと陳情が集まり……。
そんな中、薄明の枢機卿の暗殺計画が再び持ち上がって!?
上下巻でお贈りする、賢狼の娘と若き羊皮紙が世界を変える運命の前夜祭!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙XII 羊たちの宴<上> が含まれている特集
「新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙XII 羊たちの宴<上>」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です
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12巻はシリーズ初の分冊。 主人公としてのコルには 何度かその転換の鈍さに焦らされてきているけれど、 今回もそういう展開。 内容的には 話の大きさのために町に釘付けになっているところ、 周囲でラストに向けた
12巻はシリーズ初の分冊。 主人公としてのコルには 何度かその転換の鈍さに焦らされてきているけれど、 今回もそういう展開。 内容的には 話の大きさのために町に釘付けになっているところ、 周囲でラストに向けた準備が進んでいく。 もともと群像劇としては読んでいないので、 それぞれのエピソードの質には満足でも やっぱりコルたち自身が動かないと少し退屈。 後編では目一杯暴れてほしい。
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13人がナイス!しています
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上下巻に別れての上巻。いきなり「棺」にぶち込まれる「薄明の枢機卿」からのスタート。でも、知らない間にミューリがブレーンと騎士を兼ねて成長している!というか、今さらそこに気づいたか、自分!?と突っ込みた
上下巻に別れての上巻。いきなり「棺」にぶち込まれる「薄明の枢機卿」からのスタート。でも、知らない間にミューリがブレーンと騎士を兼ねて成長している!というか、今さらそこに気づいたか、自分!?と突っ込みたくなる活躍。羊さんたちの暗躍もそこそこに面白い。確かにあとがきに掛かれているように、「完全に一人称」で描かれていない、各人達から見たコルというのは新鮮だった。時に謙虚謙遜は過ぎると大迷惑っていうことが、よ~くわかる。
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7人がナイス!しています
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今回はコルやミューリだけでなく多くのサブキャラ視点で描かれる群像劇(シリーズ初だそうで)。永い時を生きてきた人ならざる者達や擦れた王族から見た二人は、危なっかしく、呆れるほど真っすぐで、中てられて自分
今回はコルやミューリだけでなく多くのサブキャラ視点で描かれる群像劇(シリーズ初だそうで)。永い時を生きてきた人ならざる者達や擦れた王族から見た二人は、危なっかしく、呆れるほど真っすぐで、中てられて自分も何か行動をし始めてしまうほど眩しく光り輝いていた。悪辣なエーブも含めて皆どこか親目線で、公会議の勝ち負けよりも薄明の枢機卿が傷つかないことを第一に動いているのが印象的。過保護だなーと思いつつ、そうしたくなる魅力ある二人なのもよくわかる。当の本人はまたコル坊やに戻っていたけれど、本番は頑張ってくれるでしょう。
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