- 著者 氷月 葵
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041143124
すずめのお師匠 身代わり与力捕物帖
- 著者 氷月 葵
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2024年04月25日
- 判型:
- 文庫判
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784041143124
わたしが成すべき事は何だろう――。人情あふれる江戸の兄弟の物語。
草加冬吾は、手習い所・雀堂の師匠として子らに読み書きを教えている。ある日、深川で料理茶屋の手代が殺された。冬吾の兄で与力の紀一郎はさっそく科人を追うが、冬吾も町暮らしの身軽さを活かし聞き込みを手伝うことに。一方、彼は兄との関係に複雑な思いを抱えていた。二人は双子であり、それゆえ弟の冬吾は世間から隠されるようにして生きてきたのだ――。わだかまりに向き合いながら互いに助け合う、江戸の家族の物語。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
第一章 兄弟
第二章 秘された子
第三章 告白
第四章 秘密のわけ
第五章 明日の次
第二章 秘された子
第三章 告白
第四章 秘密のわけ
第五章 明日の次
「すずめのお師匠 身代わり与力捕物帖」感想・レビュー
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カバーイラストの二人は双子。後ろは兄で八丁堀の与力さま、主人公は弟で眼鏡の手習い所のお師匠さん草加冬吾。昔は双子が生まれることを忌み嫌う慣習があって、弟の冬吾は長い間外にも出してもらえず、来客の目にも …続きを読む2025年06月02日44人がナイス!しています
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ハウスリップのお口直しに時代ものを。昔からいちゃもん付きの畜生腹っちゃ言葉は悪いですが双子の兄弟。1人は寺子屋のお師匠さん。もう1人は父親の後を継いで与力に。仲の良い兄弟を読ませてもらえてよかったです。 …続きを読む2024年09月29日43人がナイス!しています
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寺子屋を始めた主人公は双子の兄がいて世襲による「与力」をしている。あの時代、双子の存在は忌み嫌われているが家族内では良好だから素直な性格の主人公で読んでいて清々しい。続編、できるといいな。2024年09月29日25人がナイス!しています