ほうかごがかり2

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2024年02月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784049153835
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ほうかごがかり2

  • 著者 甲田 学人
  • イラスト potg
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2024年02月09日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
328
ISBN:
9784049153835

甲田学人・完全新作、2ヶ月連続刊行!! “真夜中のメルヘン”第2巻。

地獄のような光景が、『ほうかご』に広がる――。

瀬戸イルマには、勇気がない。
臆病がゆえに『ほうかごがかり』になってから、一度も自分の担当している『無名不思議』がいる部屋に足を踏み入れていないイルマ。
「お願い、『ムラサキカガミ』の絵を描いてください!」
そう彼女から代理で『記録』を頼まれた二森啓が返した答えは、あまりにも思いがけないものだった。それが、完全に自分の命にかかわることとわかっているはずなのに――。
『ほうかご』を受け入れて協力し合う者たち、臆病で弱くて卑怯な者、自己犠牲的な者。極限状態に置かれた子供たちが見せる強さと弱さ。
鬼才が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2巻。
地獄のような光景が、『ほうかご』に広がる――。

瀬戸イルマには、勇気がない。
臆病がゆえに『ほうかごがかり』になってから、一度も自分の担当している『無名不思議』がいる部屋に足を踏み入れていないイルマ。
「お願い、『ムラサキカガミ』の絵を描いてください!」
そう彼女から代理で『記録』を頼まれた二森啓が返した答えは、あまりにも思いがけないものだった。それが、完全に自分の命にかかわることとわかっているはずなのに――。
『ほうかご』を受け入れて協力し合う者たち、臆病で弱くて卑怯な者、自己犠牲的な者。極限状態に置かれた子供たちが見せる強さと弱さ。
鬼才が放つ、恐怖と絶望が支配する“真夜中のメルヘン”第2巻。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

五話
六話
七話

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「ほうかごがかり2」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 他者依存の強い瀬戸イルマちゃん。まだ五年生の彼女に自力のみで『無名不思議』に対峙しろと言う事が無理だったのか。一度も担当の怪異に向き合えていないイルマは、啓に代打を頼み込む。どんなに危険なのかも解らな 他者依存の強い瀬戸イルマちゃん。まだ五年生の彼女に自力のみで『無名不思議』に対峙しろと言う事が無理だったのか。一度も担当の怪異に向き合えていないイルマは、啓に代打を頼み込む。どんなに危険なのかも解らない怪異から逃げて他人に預けて知らんぷり。わからないでもないが。見上真絢への憧れ(と、誤解)を叫んだ時はちょっと期待したんだけれど・・・。箒使いの菊ちゃん。彼女の凄惨な戦い方。観察に依る弱体化ではなく、祓う事で遠ざけてきた結果。祓う力を持っていたが故に臨界スレスレまで怪異と向き合えなかったというジレンマ(続) …続きを読む
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