君を恋ふらん 源氏物語アンソロジー

君を恋ふらん 源氏物語アンソロジー

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041138779
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君を恋ふらん 源氏物語アンソロジー

  • 著者 末國 善己
  • 著者 田辺 聖子
  • 著者 瀬戸内 寂聴
  • 著者 永井 路子
  • 著者 森谷 明子
  • 著者 澤田 瞳子
  • 著者 永井 紗耶子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年10月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041138779

2024年の大河ドラマは紫式部! 華やかな世界を描くアンソロジー

光源氏の養女は、お転婆娘だった(「やんちゃ姫 玉かつらの巻」田辺聖子)。放浪の僧侶が秘めた懊悩とは(「髪」瀬戸内寂聴)。和泉式部の奔放な恋を描く(「桜子日記」永井路子)。皇女に嫌がらせをするのは誰? (「朝顔斎王」森谷明子)。高名な巫女が召したのは、醜い少女だった(「照日鏡──葵上」澤田瞳子)。朝廷の権力闘争と、女房たちの創作の源を描く(「栄花と影と」永井紗耶子)。歴史小説の名手たちが織りなす、美麗なるアンソロジー。 光源氏の養女は、お転婆娘だった(「やんちゃ姫 玉かつらの巻」田辺聖子)。放浪の僧侶が秘めた懊悩とは(「髪」瀬戸内寂聴)。和泉式部の奔放な恋を描く(「桜子日記」永井路子)。皇女に嫌がらせをするのは誰? (「朝顔斎王」森谷明子)。高名な巫女が召したのは、醜い少女だった(「照日鏡──葵上」澤田瞳子)。朝廷の権力闘争と、女房たちの創作の源を描く(「栄花と影と」永井紗耶子)。歴史小説の名手たちが織りなす、美麗なるアンソロジー。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

やんちゃ姫 玉かつらの巻 田辺聖子
髪 瀬戸内寂聴
桜子日記 永井路子
朝顔斎王 森谷明子
照日鏡──葵上 澤田瞳子
栄花と影と 永井紗耶子

解説 末國善己

「君を恋ふらん 源氏物語アンソロジー」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 今は亡き大御所から新進気鋭の作家まで。そうそうたる顔ぶれで紡ぎ出す源氏物語の世界。本当にどれも良い。どれも良いが、敢えて最終話、永井紗耶子さんの『栄花と影と』を推す。先日の大河にも登場した赤染衛門の視 今は亡き大御所から新進気鋭の作家まで。そうそうたる顔ぶれで紡ぎ出す源氏物語の世界。本当にどれも良い。どれも良いが、敢えて最終話、永井紗耶子さんの『栄花と影と』を推す。先日の大河にも登場した赤染衛門の視点から描かれた、華やかに見えて実は陰謀蠢く平安の宮廷。女房として后たちを支えた3人の女性『枕草子』『源氏物語』『栄花物語』その執筆の動機と、それぞれの立場、そして思い。作者の解釈になるほど、と深く頷けるものがあった。 …続きを読む
    みっちゃん
    2024年01月23日
    122人がナイス!しています
  • 来年ん大河に向けて源氏物語関係の作品が続々と出て来るんだろうな。と、いうことでまずはアンソロジーから。歴史小説の名手たちによる雅の世界、その裏の世界。源氏物語そのものではなく、その時代を映した作品。そ 来年ん大河に向けて源氏物語関係の作品が続々と出て来るんだろうな。と、いうことでまずはアンソロジーから。歴史小説の名手たちによる雅の世界、その裏の世界。源氏物語そのものではなく、その時代を映した作品。それぞれの作家さんらしくてなかなか面白い。田辺聖子さんは冒頭から関西弁でゴキブリ退治をする姫の姿は笑える。寂聴さんは比叡・横川の僧都の弟子、阿闍梨が主人公。一番読み応えのあったのは、永井紗耶子さんの書き下ろし作品。これは長編で読みたい。それにしてもこの時代の登場人物たちの名前、藤原さん、源さん、ややこしすぎ。 …続きを読む
    タイ子
    2023年11月17日
    82人がナイス!しています
  • 源氏物語や作者の紫式部周辺を描いたアンソロジー。どれも楽しく読めた。1番のお気に入りは永井紗耶子の「栄花と影と」だな。 源氏物語や作者の紫式部周辺を描いたアンソロジー。どれも楽しく読めた。1番のお気に入りは永井紗耶子の「栄花と影と」だな。
    けやき
    2023年10月25日
    67人がナイス!しています

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