- 著者 新川 帆立
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年01月31日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784041133804
目には目を
- 著者 新川 帆立
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2025年01月31日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 312
- ISBN:
- 9784041133804
なぜ少年Aは殺されたのか?
【罪を犯した「本当は良い子」の少年たち。奪われた命が、彼らの真実を浮かび上がらせる。】
重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?
重大な罪を犯して少年院で出会った六人。彼らは更生して社会に戻り、二度と会うことはないはずだった。だが、少年Bが密告をしたことで、娘を殺された遺族が少年Aの居場所を見つけ、殺害に至る――。人懐っこくて少年院での日々を「楽しかった」と語る元少年、幼馴染に「根は優しい」と言われる大男、高IQゆえに生きづらいと語るシステムエンジニア、猟奇殺人犯として日常をアップする動画配信者、高級車を乗り回す元オオカミ少年、少年院で一度も言葉を発しなかった青年。かつての少年六人のうち、誰が被害者で、誰が密告者なのか?
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。



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「目には目を」感想・レビュー
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新川 帆立は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、ノンフィクションの様な目には目を少年法社会派ミステリの佳作でした。 私は、ハムラビ法典を支持します。幼い一人娘を殺害されたら、復讐するかも …続きを読む2025年03月07日401人がナイス!しています
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少年法で守られていたはずの殺人犯を、出所後に被害者遺族が殺す衝撃の冒頭から引き込まれる。彼の居場所を密告したのは少年院時代の同房者の誰なのか、ライターの女性が関係者を取材していくアイデアが秀逸。彼らは …続きを読む2025年07月01日379人がナイス!しています
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新川帆立は先にエッセイから入って、その人となりに触れているつもりであったので、この様な重い、暗い、救いのない物語を書くとは予想だにしていなかった。タイトルからして単純な勧善懲悪、読んでスッキリ、みたい …続きを読む2025年07月20日354人がナイス!しています