Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2023年04月03日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784046817532

Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち

  • 著者 青柳 貴哉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2023年04月03日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784046817532

貧困だけでは語れない。元芸人が、Z世代ネオホームレスの実態に切り込む。

YouTubeでホームレスを取材し続ける、元芸人による渾身のノンフィクション。
自らの意思で家に帰らない、Z世代ネオホームレスのリアルに迫る。

ホームレスと聞いて、「貧困」「路上生活」などを想像する人は多いのではないだろうか。
しかし近年、10~20代といったZ世代のホームレスが増えている。
実家が裕福であったり、未成年ながらサラリーマンの平均以上の収入を稼いだりする者。
決して路上には根を下ろさず、ホテルやマンガ喫茶で生活をする者など、彼らは従来のイメージとは一線を画す。
もはや貧困だけが理由ではない、まさに新時代の“ネオホームレス”と呼べるのではないか。

ではなぜ彼らはホームレス(=家に帰らない)という生活を選んだのか。
パパ活、毒親、推し、トー横界隈など
その背景には、近年度々取り沙汰される社会問題が切り離せない。

本書では、YouTubeで反響の大きかった者含めて、4名のZ世代ネオホームレスに密着取材。
動画では載せきれなかったエピソードのほか、追加インタビューや著者が交流する中でわかったことなど。
彼らの生き方を通して、先の問題に警鐘を鳴らすルポルタージュ。

貧困だけでは語れない。求めるのは、息のしやすい場所―。
あなたの子どもは大丈夫ですか?


カバーモデル:戦慄かなの



■出版社からのコメント
青柳さんは、ホームレスの方を救いたいといった大義がある訳ではない。社会的な活動家でもない。しかし、“無知”をまったく恥じない人だ。だからどんな相手にも敬意を持って話を聴く。その度に驚き、笑い、悲しみ、また質問を重ねる。その等身大の姿と、“知りたい”という純粋な欲求を目の当たりにすると、人はつい本音をこぼしてしまう。私もそんな彼の魅力に憑りつかれた一人です。
YouTubeでホームレスを取材し続ける、元芸人による渾身のノンフィクション。
自らの意思で家に帰らない、Z世代ネオホームレスのリアルに迫る。

ホームレスと聞いて、「貧困」「路上生活」などを想像する人は多いのではないだろうか。
しかし近年、10~20代といったZ世代のホームレスが増えている。
実家が裕福であったり、未成年ながらサラリーマンの平均以上の収入を稼いだりする者。
決して路上には根を下ろさず、ホテルやマンガ喫茶で生活をする者など、彼らは従来のイメージとは一線を画す。
もはや貧困だけが理由ではない、まさに新時代の“ネオホームレス”と呼べるのではないか。

ではなぜ彼らはホームレス(=家に帰らない)という生活を選んだのか。
パパ活、毒親、推し、トー横界隈など
その背景には、近年度々取り沙汰される社会問題が切り離せない。

本書では、YouTubeで反響の大きかった者含めて、4名のZ世代ネオホームレスに密着取材。
動画では載せきれなかったエピソードのほか、追加インタビューや著者が交流する中でわかったことなど。
彼らの生き方を通して、先の問題に警鐘を鳴らすルポルタージュ。

貧困だけでは語れない。求めるのは、息のしやすい場所―。
あなたの子どもは大丈夫ですか?


カバーモデル:戦慄かなの



■出版社からのコメント
青柳さんは、ホームレスの方を救いたいといった大義がある訳ではない。社会的な活動家でもない。しかし、“無知”をまったく恥じない人だ。だからどんな相手にも敬意を持って話を聴く。その度に驚き、笑い、悲しみ、また質問を重ねる。その等身大の姿と、“知りたい”という純粋な欲求を目の当たりにすると、人はつい本音をこぼしてしまう。私もそんな彼の魅力に憑りつかれた一人です。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第1章 500万再生のトー横キッズ~月収60万でホテル暮らしの15歳少女~
第2章 タイトロープを渡って~都内一等地より歌舞伎町に流れる17歳少年~
第3章 推し活の果てに~ホストに人生丸ごとベットする25歳女性~
第4章 伝わらない気持ち~離島⇔東京をループする22歳女性~

プロモーションムービー

アットホームチャンネルより視聴者の皆様に大切なお知らせがあります

「Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 元芸人さんがホームレスの方にインタビューした動画をアップしているYouTubeチャンネルがあるのですね。昔のホームレスさんのイメージとはだいぶ違う、最近の若者の事例を知って何だかやるせない気分である。最近の 元芸人さんがホームレスの方にインタビューした動画をアップしているYouTubeチャンネルがあるのですね。昔のホームレスさんのイメージとはだいぶ違う、最近の若者の事例を知って何だかやるせない気分である。最近の若者は感覚が違うねとは思うが。真に虐待され親は離婚再婚の繰り返しで血縁なし、のような境遇の方から「家に居づらい」「ホストに入れあげて」など事情は様々。後者は未熟さやわがままだけのような気もするし、それだけ本人は追い詰められているのかもしれない。公的支援を拡充したら解決する、わけでもなさそうで闇が深い。 …続きを読む
    Twakiz
    2023年05月10日
    33人がナイス!しています
  • 決めつけはよくない。「アットホームチャンネル」運営者の取材記録。Z世代というフレーズは特別扱いしているようで好きではない。だがZ世代の生き方を知らないのもリスクが大きい気がする。これまで経済難民の主軸で 決めつけはよくない。「アットホームチャンネル」運営者の取材記録。Z世代というフレーズは特別扱いしているようで好きではない。だがZ世代の生き方を知らないのもリスクが大きい気がする。これまで経済難民の主軸であったホームレスは、Z世代において精神難民としてネオホームレスに変化していた。家も、家族も、お金もあるのに家出を繰り返す異様な十代。親の虐待や暴力、離婚の果てに、死に場所を求め彷徨う。しかし、死ねない苛立ちは新宿トー横周辺に向けられ、同じ境遇者と屯し根城を構え、生活資金を調達する。日本の精神的貧困は救い難い …続きを読む
    k sato
    2023年11月13日
    27人がナイス!しています
  • 文化放送のラジオ番組(大竹まこと氏のもの)に著者が出演されて話されていたので、市の図書館にあった本を借りました。 今の若いホームレスに取材した本で、具体的には4人、出てきます。凄惨で複雑な家庭環境から逃げ 文化放送のラジオ番組(大竹まこと氏のもの)に著者が出演されて話されていたので、市の図書館にあった本を借りました。 今の若いホームレスに取材した本で、具体的には4人、出てきます。凄惨で複雑な家庭環境から逃げざるを得なかったモカさんの唐突な自死に始まるこの本、まだ中間報告、というところでしょうか。 かつて(侮蔑的な意味合いで)ルンペンとか浮浪者と呼ばれていた頃とは全く様相も違うでしょうし、中には境界知能例っぽいところを感じる登場人物もいますが、今のこの生きにくい世の中を精一杯渡っている人の声、まだまだ聞いて↓ …続きを読む
    山口透析鉄
    2024年02月03日
    24人がナイス!しています

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著者紹介

写真:青柳貴哉

青柳貴哉

1981年生まれ、福岡県出身。お笑いコンビ「ギチ」として、2017年まで吉本興業に所属。現在はYouTubeにて、ホームレスの実態に迫るドキュメント番組「アットホームチャンネル」を運営。これまで延べ100名以上のホームレスを取材。お笑い芸人の仕事で培った話術や構成スキルを駆使し、取材対象者のリアルな本音やストーリー性のある動画が高い評価を受けている。チャンネル開設後約2年で、登録者数は10万人(2023年3月現在)を突破。

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