- 著者 蝉谷 めぐ実
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041114421
おんなの女房
- 著者 蝉谷 めぐ実
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2022年01月28日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784041114421
『化け者心中』で文学賞三冠。新鋭が綴る、エモーショナルな時代小説。
ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。
私はなぜこの人に求められたのか――。
芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
私はなぜこの人に求められたのか――。
芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。
女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。
いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
呼込
一、時姫
二、清姫
三、雪姫
四、八重垣姫
幕引
一、時姫
二、清姫
三、雪姫
四、八重垣姫
幕引
朝井まかてさん&一穂ミチさん推薦コメント

おすすめコメント
かくも凄まじきは芸の道、妖しくも愛おしきはこの夫婦の恋。いつしか心玉を転がされ、泣き笑いしていました。
――朝井まかてさん
よっ、蝉谷屋!と喝采を送りたい。男とは、女とは、夫婦とは。江戸の粋が織りなす、儚くも濃密な情念の錦。
―― 一穂ミチさん
独自の世界を構築し、引き込んだら放さない無類の吸引力がある。比喩には絶妙な味わいがあり、色彩豊かで五感に訴える描写は天性のもの。リズム感ある文章は落語の名調子を聞いているようだった。
――伊東潤さん