新L型経済 コロナ後の日本を立て直す

新L型経済 コロナ後の日本を立て直す

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2021年04月09日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
256
ISBN:
9784040823911
label

新L型経済 コロナ後の日本を立て直す

  • 著者 冨山 和彦
  • 著者 田原 総一朗
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2021年04月09日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
256
ISBN:
9784040823911

コロナを機とし、「昭和モデル」と決別せよ! 日本社会再生へのビジョン。

地域経済の復活なしに日本再生はありえない!
グローバル化とデジタル革命以後の現代日本において、GAFAのようなグローバル企業が誕生したとしても、そこから大きな雇用は生まれない。
一方で、GDPの7割はローカル経済が占めていて、そこに8割の人が働いており、かつ彼らの多くが日常生活を支える社会に不可欠な仕事についている(エッセンシャルワーカー)。
そうした人々が確かな待遇を得られる社会になれば日本は再び豊かさを取り戻す。そのための方策が中小企業の生産性を高めるCX・DXなのだ。
エッセンシャルワーカーが稼げる真に豊かな社会に向けた道筋を、数々の企業再生を手掛けてきた冨山和彦が田原総一朗と語る。
地域経済の復活なしに日本再生はありえない!
グローバル化とデジタル革命以後の現代日本において、GAFAのようなグローバル企業が誕生したとしても、そこから大きな雇用は生まれない。
一方で、GDPの7割はローカル経済が占めていて、そこに8割の人が働いており、かつ彼らの多くが日常生活を支える社会に不可欠な仕事についている(エッセンシャルワーカー)。
そうした人々が確かな待遇を得られる社会になれば日本は再び豊かさを取り戻す。そのための方策が中小企業の生産性を高めるCX・DXなのだ。
エッセンシャルワーカーが稼げる真に豊かな社会に向けた道筋を、数々の企業再生を手掛けてきた冨山和彦が田原総一朗と語る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 観光立国構想の蹉跌  ―コロナ禍がもたらした経済の停滞
第二章 グローバルIT企業は雇用を生まない ―日本経済はなぜ行き詰まったのか
第三章 まず三〇万人都市を再生させよ ―地方創生のカギは限界集落ではない
第四章 「ゾンビ企業」退場のためのシナリオ ―地方経済の新陳代謝をうながすために
第五章 多様性が経営を強くする ―日本を牽引する人材をどう育てるか

「新L型経済 コロナ後の日本を立て直す」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『日本は倒産した人を徹底的に追い詰める設計になっている。制度として延命できるような設計にしておいて、いざ本当に首が回らなくなったときのことをまったく考えていないから、こんな人生や命をおろそかにするよう 『日本は倒産した人を徹底的に追い詰める設計になっている。制度として延命できるような設計にしておいて、いざ本当に首が回らなくなったときのことをまったく考えていないから、こんな人生や命をおろそかにするようなことがまかり通るんです。』『人口三十万規模の自治体が地方再生のカギを握っている。まず限界集落の再生みたいなイメージで語り始めることを真っ先にやめるべき。』色々と興味深い話を読むことが出来ましたが、何だか虚しさも感じます。再生どころか日本はこの先もとうぶん変わることができないと思うから。 …続きを読む
    秋 眉雄
    2023年12月18日
    19人がナイス!しています
  • カネボウやJALなど多くの企業の経営改革に携わってきた冨山さんとジャーナリスト田原さんが、日本再生の鍵は地域経済の復活であると語り合う。「補助金で生きながらえている中小企業のようなゾンビ企業は淘汰再編」 カネボウやJALなど多くの企業の経営改革に携わってきた冨山さんとジャーナリスト田原さんが、日本再生の鍵は地域経済の復活であると語り合う。「補助金で生きながらえている中小企業のようなゾンビ企業は淘汰再編」「イノベーションの波に飲み込まれない企業は探索と深化のバランスが高い次元で取れている両利きの経営」「日本経済の主流はグローバル企業(G型)ではなく7割を占めるローカルサービス業(L型)。地方経済の回復なしに日本経済の復興はあり得ない」興味深く読めました。 …続きを読む
    もえたく
    2022年10月23日
    17人がナイス!しています
  • G(グローバル)とL(ローカル)という視点から経済を見つめ直し、L型産業の生産性を上昇させることこそが日本経済復活のカギであるという趣旨のことが書かれた本です。日本には中小企業が多すぎるし、何といって G(グローバル)とL(ローカル)という視点から経済を見つめ直し、L型産業の生産性を上昇させることこそが日本経済復活のカギであるという趣旨のことが書かれた本です。日本には中小企業が多すぎるし、何といっても補助金等で生きながらえているような「ゾンビ企業」には淘汰再編で退場していただきましょうと。まずは地方の中核都市に人を集める。そうすれば自然とL型産業が発生し雇用も生まれる。だから、都市の人材を地方へ送り込もうとも書いてありましたが、それをどうやるのかという肝心のところが…きちんと説明されてないような(苦笑 …続きを読む
    大先生
    2021年07月01日
    14人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品