渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録(抄)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年09月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041099414
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渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録(抄)

  • 著者 渋沢 栄一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年09月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784041099414

NHK大河ドラマの新主人公、その肉声が聞こえる決定版!

■日本資本主義の父にして、新一万円札の顔に決定!
■2021年にはNHK大河ドラマ「青天を衝け」(主演 吉沢亮)が放送予定

正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要である――。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲による弱肉強食の競争を諫め、教育、福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出していったのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝から、その実像を浮かび上がらせる。

解説・井上潤(渋沢史料館館長)


■ 渋沢栄一(1840-1931)

1840年、現・埼玉県深谷市の富農の家に生まれる。一橋家に出仕し、慶喜の将軍継承によって幕臣となり、遣欧使節の一員として渡欧。維新後は明治新政府の招きで民部省、大蔵省に仕官した。73年、健全財政を主張して辞任。民間の立場から商工業に関わることを志し、第一国立銀行をはじめとする約500社もの企業の創立・発展に寄与した。経済団体を組織し、商業学校を創設するなど実業界の社会的地位向上に努めたほか、社会公共事業や国際親善活動に尽力した。1931年没。
■日本資本主義の父にして、新一万円札の顔に決定!
■2021年にはNHK大河ドラマ「青天を衝け」(主演 吉沢亮)が放送予定

正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要である――。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲による弱肉強食の競争を諫め、教育、福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出していったのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝から、その実像を浮かび上がらせる。

解説・井上潤(渋沢史料館館長)


■ 渋沢栄一(1840-1931)

1840年、現・埼玉県深谷市の富農の家に生まれる。一橋家に出仕し、慶喜の将軍継承によって幕臣となり、遣欧使節の一員として渡欧。維新後は明治新政府の招きで民部省、大蔵省に仕官した。73年、健全財政を主張して辞任。民間の立場から商工業に関わることを志し、第一国立銀行をはじめとする約500社もの企業の創立・発展に寄与した。経済団体を組織し、商業学校を創設するなど実業界の社会的地位向上に努めたほか、社会公共事業や国際親善活動に尽力した。1931年没。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

雨夜譚
 巻之一
 巻之二
 巻之三
 巻之四
 巻之五

青淵回顧録(抄)

 第一国立銀行創立の前後
 東京銀行集会所の濫觴
 東京商業会議所の由来
 実業教育の創始と沿革
 東京市養育院の沿革
 株式取引所創立と私の態度
 我が国海運事業の今昔
 人肥会社と理化学研究所
 我が国鉄道と保険業の発祥
 我が国紡績業創設の回顧
 煉瓦およびセメント事業の変遷
 還暦を迎えて
 排日問題と国民外交
 米寿を迎えた喜び

解説 人間・渋沢栄一を探るために  井上潤 (渋沢史料館館長)

「渋沢栄一自伝 雨夜譚・青淵回顧録(抄)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 近代日本の種まき役を担い、多くの事業や団体を立ち上げた渋沢栄一の回想録。元勲から同業者、市井の人、果ては外国人までが信頼を寄せたのは、その人徳の為せる業。政治的野心を持たず、権力から距離を置いた生き方 近代日本の種まき役を担い、多くの事業や団体を立ち上げた渋沢栄一の回想録。元勲から同業者、市井の人、果ては外国人までが信頼を寄せたのは、その人徳の為せる業。政治的野心を持たず、権力から距離を置いた生き方、国家・社会への奉仕を第一義とした姿勢からだろう。「貴方は変わり者だからその道を進まれるがよろしいでしょうが、そういうお考えをもって私どもを律せられては困ります」(276p)。だからこそ、新札の顔にふさわしい。 …続きを読む
    ジュンジュン
    2021年09月21日
    7人がナイス!しています
  • どんな人に出逢いどの様に生きて来られたか? 口述筆記の体で様々な場面が記述されており人となりを感じることができました。また幕末から明治時代の当時の意外な様子も合わせて発見することが出来ました。またドラ どんな人に出逢いどの様に生きて来られたか? 口述筆記の体で様々な場面が記述されており人となりを感じることができました。また幕末から明治時代の当時の意外な様子も合わせて発見することが出来ました。またドラマではどの様な映像になるのか? 観る楽しみも増えました。 …続きを読む
    iceman
    2021年03月19日
    2人がナイス!しています
  • 「近代日本資本主義の父」渋沢栄一の2つの自伝を収録した本。幼少時代から、大蔵省を辞すまでの自伝『雨夜譚』を、『青淵回顧録』の抜粋でその後の各種事業の立上げについて補う構成となっており、渋沢の人生を柔ら 「近代日本資本主義の父」渋沢栄一の2つの自伝を収録した本。幼少時代から、大蔵省を辞すまでの自伝『雨夜譚』を、『青淵回顧録』の抜粋でその後の各種事業の立上げについて補う構成となっており、渋沢の人生を柔らかい語り口で知ることができた。『雨夜譚』の中で、渋沢は自分の人生を蚕に例えている。蚕が卵から蚕児、繭、蛾と変化して、また卵に戻るように、自分の人生も4回の変化があったという。農民から攘夷の志士となり、その後一橋家に仕え、大蔵省への勤務、商業界への転身をした渋沢の変化に富んだ人生を、うまく例えた表現だと思った。 …続きを読む
    モッチー
    2021年04月11日
    1人がナイス!しています

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