元号戦記 近代日本、改元の深層 電子版
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発売日:
2020年10月10日
商品形態:
電子書籍

元号戦記 近代日本、改元の深層

  • 著者 野口 武則
発売日:
2020年10月10日
商品形態:
電子書籍

元号制度の黒幕を追った衝撃スクープ! これは密室政治の極致である。

密室政治の極致、元号選定。
繰り広げられるマスコミのスクープ合戦に、政治利用をたくらむ政治家、そして熱狂する国民。
しかし、実は昭和も平成も令和も、たった一人の人間と一つの家が支えていた!
そもそも、誰が考え、誰が頼み、誰が決めていて、そもそも制度は誰が創り上げ、そして担ってきたのか?
安倍改元の真相はもとより、元号制度の黒衣を追った衝撃スクープ!!

実は、現在の元号は明治以降のわずかな歴史で創られた「新しい伝統」に過ぎない。
大日本帝国時代の遺制である元号は、いかにして、民主主義国家・日本の戦後にも埋め込まれてきたのか。
令和改元ブームの狂騒の裏で、制度を下支えてきた真の黒衣に初めて迫る。
元号制度の根幹は、砂上の楼閣と化していた――。
知られざる実態を、7年半に及ぶ取材によって新聞記者が白日のもとにさらす。渾身のルポ!


【目次】

序 章 特命官僚

第一章 考案者捜索――誰が考えているのか?

第二章 極秘の元号研究官――誰が頼んでいるのか?

第三章 二代目研究官――誰が引き継いだのか?

第四章 安倍改元の真相――誰が決めたのか?

第五章 近代国家と元号――誰が創り上げたのか?

第六章 戦後社会と元号――誰が広めたのか?

第七章 漢籍の名門一家――誰が担ってきたのか?

終 章 脱「伝統」の選定を

  あとがき
  主要参考文献一覧

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「元号戦記 近代日本、改元の深層」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 平成から令和への改元を切り口に、天皇制の矛盾と欠点を暴き出す。改元が政府の思惑と学者間の思想的違い、さらに国民の大きな関心とマスコミの取材合戦が絡んで完全な政治マターと化した事情が明らかにされる。しか 平成から令和への改元を切り口に、天皇制の矛盾と欠点を暴き出す。改元が政府の思惑と学者間の思想的違い、さらに国民の大きな関心とマスコミの取材合戦が絡んで完全な政治マターと化した事情が明らかにされる。しかも皇位継承権者の先細りは以前から指摘されていたが、元号考案も密室内で取り扱われる極度の秘密主義から数人数家のみが担うことになり、昔の朝廷内での決定が民主的に見える逆説を生んだ。ネット社会を迎え明治に定められた天皇制の諸規定は完全に時代遅れとなり、その復活を唱える主張が逆に天皇制を危うくしている現実は重く苦い。 …続きを読む
    パトラッシュ
    2020年11月14日
    35人がナイス!しています
  • 宇野哲人以来の宇野家及び宇野家人脈を中心に据えて振り返る元号制定記。お馴染みの名前が多数登場するので、中国学に関心がある読者はそれだけで楽しめる。欧米メディアが「令和」の「令」を「命令」と訳したのは、 宇野哲人以来の宇野家及び宇野家人脈を中心に据えて振り返る元号制定記。お馴染みの名前が多数登場するので、中国学に関心がある読者はそれだけで楽しめる。欧米メディアが「令和」の「令」を「命令」と訳したのは、実は先例に沿っていたと評価できるのではないかなど、面白い指摘も盛り込まれている。ただ、個人的には、元号に関しては(おそらく著者の意図とは逆に)戸川芳郎の考え方に共感を覚えてしまうが…… …続きを読む
    さとうしん
    2020年10月15日
    12人がナイス!しています
  • 元号の候補選び専門の官僚がいることに驚愕する。二代目のいまの人は、次の元号について研究しているのだろうか。 そして、元号と切っても切れない関係にある学者の系譜である家の存在。民主主義国家の枠内に、貴族 元号の候補選び専門の官僚がいることに驚愕する。二代目のいまの人は、次の元号について研究しているのだろうか。 そして、元号と切っても切れない関係にある学者の系譜である家の存在。民主主義国家の枠内に、貴族的な世界が併存することにも驚く。 どうやって元号が決められるのか、よくわかる良書。次第に元号の価値が低下していく(天皇の存在が希薄化していく)なかで、この仕組みが同じように未来に続くのだろうか。 …続きを読む
    チェアー
    2021年01月19日
    7人がナイス!しています

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