詳解 有職装束の世界

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784044005832
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詳解 有職装束の世界

  • 著者 八條 忠基
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784044005832

見てわかる、装束のすべて。SNSで大ブレイクした著者の文庫オリジナル

平安時代の朝廷や公家、武家の儀式などで用いられてきた各種装束の歴史や成り立ち、またその構造をわかりやすく解説したうえで、そのディテールをカラー写真で紹介。着装や、結び目、冠や太刀、履物なども細かくクローズアップ。平安の装いがリアルに再現されている。巻末には有職の色彩や文様リストも掲載。古典文学や伝統芸能、和装をはじめ、平安時代や皇室の装束について関心がある全ての人必見の完全保存版。 平安時代の朝廷や公家、武家の儀式などで用いられてきた各種装束の歴史や成り立ち、またその構造をわかりやすく解説したうえで、そのディテールをカラー写真で紹介。着装や、結び目、冠や太刀、履物なども細かくクローズアップ。平安の装いがリアルに再現されている。巻末には有職の色彩や文様リストも掲載。古典文学や伝統芸能、和装をはじめ、平安時代や皇室の装束について関心がある全ての人必見の完全保存版。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
装束とは

男性の装束
束帯(概要)
束帯の歴史


表袴
下襲
石帯
魚袋
束帯の着装
袍の着装
懸裾

武官束帯(概要)
半臂
弓箭
やなぐい
飾太刀
細太刀
平緒
巻纓冠

布袴(概要)
指貫
布袴の着装

衣冠(概要)
衣冠の歴史

束帯と衣冠の相違

直衣(概要)
直衣の歴史
直衣布袴
出衣

狩衣(概要)
狩衣の歴史

小直衣(概要)

褐衣・布衫(概要)

水干(概要)

直垂(概要)
直垂の歴史

蹴鞠装束

女性の装束
女性装束(歴史)
女房装束
物具装束
五衣唐衣裳の着装

五衣
五衣小袿長袴・小袿長袴
袿袴
衵扇
理髪
大垂髪

子ども服
半尻
童形束帯
水干
女児服
晴の汗衫
細長

装束の構成具

烏帽子

檜扇
蝙蝠
くつ(革華)
浅沓
深沓
烏皮履・糸鞋
袿袴道中着の靴

有職の色彩
有職文様
おわりに
参考文献

「詳解 有職装束の世界」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 平安時代の装束がこれでもか!ってくらいに詳しく紹介されている一冊。これだけ重ねると重そうだなー、一人では絶対に着れないわー、どころの騒ぎではなく、厳格な決まりごとが沢山あってしっかり受け継がれている衣 平安時代の装束がこれでもか!ってくらいに詳しく紹介されている一冊。これだけ重ねると重そうだなー、一人では絶対に着れないわー、どころの騒ぎではなく、厳格な決まりごとが沢山あってしっかり受け継がれている衣紋道の流派もあって…いやなんかもう、恐れ入りました。当時の人たちはこれを自宅で仕立てていたのかと思うと頭が下がります。とにかく豪華でお洒落。オールカラーなのでうっとり眺めているだけでも楽しい。平安時代に興味ある方はぜひ一読をおすすめ します。 …続きを読む
    しゅてふぁん
    2020年12月21日
    58人がナイス!しています
  • 朝廷や公家、武家の儀式などで用いられてきた各種装束の成り立ちや構造を豊富なカラー写真で見せてくれる本。『源氏物語』を読んでいる間じゅう、暇があれば眺めてはイメトレに励んでいました。何といっても男性装束 朝廷や公家、武家の儀式などで用いられてきた各種装束の成り立ちや構造を豊富なカラー写真で見せてくれる本。『源氏物語』を読んでいる間じゅう、暇があれば眺めてはイメトレに励んでいました。何といっても男性装束についての写真や解説が豊富で、構造や着付けなども段階的に写真で説明してくれるので、左大臣が源氏の石帯を留めようとする場面や、「花宴」での光源氏の高貴でお洒落な大君姿などのイメージも鮮明になり読書が捗ります。冠や石帯などの構成具の写真も豊富なので、古文を読むときに脇に置いておくと役立つ一冊ではないかと思います。 …続きを読む
    syaori
    2021年04月30日
    50人がナイス!しています
  • 男性の礼装である、束帯から始まり、女性の女房装束から子供服の細長(実態が判らなくなっているので、復元案)の着付画像、構成品(笏から靴まで)、襲色目に有職文様まで。これでもか、と、ばかりに詰め込まれた情報 男性の礼装である、束帯から始まり、女性の女房装束から子供服の細長(実態が判らなくなっているので、復元案)の着付画像、構成品(笏から靴まで)、襲色目に有職文様まで。これでもか、と、ばかりに詰め込まれた情報量の多さに、ぬこ田は目眩せんばかりである。現在でも、皇室祭祀に奉仕される女官の方は大垂髪を、自毛で維持している等のトリビアも散りばめられている。二流の「衣紋道の家」が張合い、あるいは協力し、これだけの文化を積み上げてきたのだな、と、言う、巨大な歴史の蓄積に、驚く他はない。資料性も高いので、お家に一冊だね。 …続きを読む
    六点
    2021年10月15日
    48人がナイス!しています

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