- 著者 幸田 真音
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 768
- ISBN:
- 9784041089002
あきんど 絹屋半兵衛
- 著者 幸田 真音
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年01月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 768
- ISBN:
- 9784041089002
歴史経済小説の名手が描く、伝説の近江商人
幕末の近江で古着を商う絹屋半兵衛は、妻留津とともに染付磁器に挑む。最初の窯での失敗、販売ルート開拓の困難など、様々な壁にぶつかりながら、何とか良質な「湖東焼」を作り出すことに成功するが……。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「あきんど 絹屋半兵衛」感想・レビュー
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たっぷりとした読み応え。でも繰り返しだったかなとも思うけど、物を造る、国を造るって、繰り返して積み重ねてゆく事なのかも。湖東焼は、井伊直弼が暗殺されなかったら、どれ程凄い焼き物になっていたのだろうか。 …続きを読む2021年03月29日7人がナイス!しています
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1人の呉服商が生涯をかけて興した焼き物「湖東焼」の話であり、彦根藩が藩窯として広げた焼き物の話でもあり、幕末動乱の中で日本のこれからを考え抜いた井伊直弼の話でもある。青味かがった素地、土物には出ない薄 …続きを読む2020年02月15日6人がナイス!しています
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古手呉服商として成功していた半兵衛が磁器に魅せられ窯作りから個人で人手を集めて作り上げていく。しかしながら販売販路に食い込めなかったり、藩用に摂取されたりして個人としての無力さがひしひしと伝わってきた …続きを読む2020年03月14日3人がナイス!しています