- 著者 サンキュータツオ
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年06月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784044005504
これやこの サンキュータツオ随筆集
- 著者 サンキュータツオ
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年06月26日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784044005504
「記憶を語り継ぐことだけが、師匠たちを死なせない唯一の方法だ――」
あなたにも、思い出す人がいるでしょうか――。
学者で漫才師(米粒写経)のサンキュータツオによる、初めての随筆集。著者本人の人生をたどり、幼少時から今までの「別れ」をテーマに綴った傑作選。キュレーションを務める「渋谷らくご」でお世話になった喜多八、左談次の闘病と最期、小学生の頃に亡くなった父との思い出、そして京都アニメーションの事件で生きる気力を失ったサンキュータツオ自身の絶望と再生……。自分の心の奥に深く踏み込み、向き合い、そのときどう感じたのか、今何を思うのかを率直に描き出す。これまで「学問×エンタメ」を書いてきた著者の新境地!
【内容例】
「これやこの」…渋谷らくごを引っ張ってくれた喜多八、左談次二人の師匠
「幕を上げる背中」…米粒写経として駆け出しの頃を支えたライブスタッフ
「黒い店」…上野御徒町の古本屋「上野文庫」の店主と大学生だった自分
「バラバラ」…「早稲田文学」で出会った作家・向井豊昭さん
「時計の針」…大人になった今思い出す、中学校教師の話
「明治の男と大正の女」…祖父母にしかわからない二人の話
「空を見ていた」…仲良しだったいとこが残した一枚の写真
「鈍色の夏」…2019年夏、生きる気力を失った自分を助けてくれたもの ほか
学者で漫才師(米粒写経)のサンキュータツオによる、初めての随筆集。著者本人の人生をたどり、幼少時から今までの「別れ」をテーマに綴った傑作選。キュレーションを務める「渋谷らくご」でお世話になった喜多八、左談次の闘病と最期、小学生の頃に亡くなった父との思い出、そして京都アニメーションの事件で生きる気力を失ったサンキュータツオ自身の絶望と再生……。自分の心の奥に深く踏み込み、向き合い、そのときどう感じたのか、今何を思うのかを率直に描き出す。これまで「学問×エンタメ」を書いてきた著者の新境地!
【内容例】
「これやこの」…渋谷らくごを引っ張ってくれた喜多八、左談次二人の師匠
「幕を上げる背中」…米粒写経として駆け出しの頃を支えたライブスタッフ
「黒い店」…上野御徒町の古本屋「上野文庫」の店主と大学生だった自分
「バラバラ」…「早稲田文学」で出会った作家・向井豊昭さん
「時計の針」…大人になった今思い出す、中学校教師の話
「明治の男と大正の女」…祖父母にしかわからない二人の話
「空を見ていた」…仲良しだったいとこが残した一枚の写真
「鈍色の夏」…2019年夏、生きる気力を失った自分を助けてくれたもの ほか
もくじ
これやこの
月曜15時
ツインの老人
黒い店
スエコおばさん
幕を上げる背中
バラバラ
鶴とオルガン
八朔
拝啓ジョディフォスターさま
時計の針
蠅の足音
明治の男と大正の女
みやばやし
空を見ていた
シーチキン球場
鈍色の夏
月曜15時
ツインの老人
黒い店
スエコおばさん
幕を上げる背中
バラバラ
鶴とオルガン
八朔
拝啓ジョディフォスターさま
時計の針
蠅の足音
明治の男と大正の女
みやばやし
空を見ていた
シーチキン球場
鈍色の夏
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「これやこの サンキュータツオ随筆集」感想・レビュー
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渋谷らくごのキュレーターである著者を知ったのはポッドキャストからで、その後日本語学者としてたまにテレビで見かける。ポッドキャストでもそうであるようにこの本についても、落語家と表面上はあくまでさりげなく …続きを読む2021年01月13日77人がナイス!しています
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落語に対する愛憎入り交じった想い。そして、著者の今まで触れてきた死の記憶について書かれていたが、悲壮感が溢れるような感じではなく、読む度に、ノスタルジックになるような文章だった。自身も多くの死に触れて …続きを読む2020年11月16日22人がナイス!しています
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死期迫るなか最期まで高座をつとめようとした師匠との日々を綴った表題作をはじめ、亡き人との出会いを振り返る随筆集。読後、ふと自分の胸の内に住まう人たちのことを思う。訃報を耳にしてまず見上げるのは、空だっ …続きを読む2020年10月07日11人がナイス!しています