人生の哲学

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年01月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784044005351
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人生の哲学

  • 著者 渡邊 二郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年01月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
448
ISBN:
9784044005351

「他者とともに生きること」を追究した、不朽の名作。

「生と死」「愛」「自己と他者」「幸福」「生きがい」――。誰もが関心をもつ「人生の根本問題」の見つめ方を、日本を代表する哲学者が、古今東西の先人たちのテキストを縦横無尽に援用しながら解説。自分の生きる道を求め、悩みながらも真摯に生を引き受けようとする人々に向け、人生の複雑で微妙な問題をひとつひとつ丁寧に分析し、解明する。やわらかな文体で、読者とともに寄り添い導いてくれる不朽の名作、待望の文庫化。 「生と死」「愛」「自己と他者」「幸福」「生きがい」――。誰もが関心をもつ「人生の根本問題」の見つめ方を、日本を代表する哲学者が、古今東西の先人たちのテキストを縦横無尽に援用しながら解説。自分の生きる道を求め、悩みながらも真摯に生を引き受けようとする人々に向け、人生の複雑で微妙な問題をひとつひとつ丁寧に分析し、解明する。やわらかな文体で、読者とともに寄り添い導いてくれる不朽の名作、待望の文庫化。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

序論
1 生と死を考える
2 愛の深さ
3 自己と他者
4 幸福論の射程
5 生きがいへの問い

「人生の哲学」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ルカーチが1948年に『実存主義かマルクス主義か』で実存哲学には社会への視点が欠けていると批判したが、著者はフッサールの間主観性やハイデガーの共存在といった概念を、理性的な人間主義に結びつけ、人生がいかに ルカーチが1948年に『実存主義かマルクス主義か』で実存哲学には社会への視点が欠けていると批判したが、著者はフッサールの間主観性やハイデガーの共存在といった概念を、理性的な人間主義に結びつけ、人生がいかに辛苦と困難に満ちていようと、つねに善く生きようと絶えず励み思索しそのうちにあって生きることこそ、正しいとする。本書でも論じられているが幸福を求めるとは倫理的な営みであって、有徳に焦がれそれをひたすらに追い求めるということなのかもしれない。渡邊二郎の熱く滾る倫理学のエッセンスに触れられる名著。オススメです! …続きを読む
    さえきかずひこ
    2020年09月05日
    14人がナイス!しています
  • 問題提起の章は、何のために生きているのか、別れとどう向き合うか、について説得力のある書き出しだが、具体論に入ると、クォートが大部分を占めていて挫折した。また時期を見て見直してみたい。 問題提起の章は、何のために生きているのか、別れとどう向き合うか、について説得力のある書き出しだが、具体論に入ると、クォートが大部分を占めていて挫折した。また時期を見て見直してみたい。
    kazyasuda2
    2021年05月10日
    1人がナイス!しています
  • 教科書的内容だったので、各セクションごとのメインテーマを色々な哲学者の視点から探れました。 教科書的内容だったので、各セクションごとのメインテーマを色々な哲学者の視点から探れました。
    Ex libris 毒餃子
    2020年08月13日
    1人がナイス!しています

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