傀儡政権 日中戦争、対日協力政権史

傀儡政権 日中戦争、対日協力政権史 電子版
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発売日:
2019年12月07日
商品形態:
電子書籍

傀儡政権 日中戦争、対日協力政権史

  • 著者 広中 一成
発売日:
2019年12月07日
商品形態:
電子書籍

「漢奸」か? 「国士」か? 日中戦争後に”売国奴”とされた男たちの実像!

汪兆銘、殷汝耕、王克敏、梁鴻志。
戦後、「漢奸」とされた者たち。彼らの行動は、和平という名の降伏に過ぎなかったのか!?
卑劣なる売国奴か? 火中の栗を拾った「愛国者」か? いったい、彼らは何をしたのかを明らかにする。
満洲国以外にもあった、闇に葬り去られた政権が最新研究で甦る!

1931年の満洲事変以後、日本が中国大陸へ進出する過程で中国人(または満洲人・蒙古人)を首班とする現地政権がいくつも生まれた。
それは、まるで操り人形のように日本側の意のままに動いたため、親日傀儡政権(中国語では偽政権)と呼ばれた。
日本が中国占領地を統治するのに必要不可欠だったその存在を抜きに、日中戦争を語ることはできないが、満洲国以外は光があたっていない。
最新研究に基づく、知られざる傀儡政権史!

「研究を始めると、中国側はやはり漢奸や傀儡政権は悪であるという前提で論じられているため、客観的分析に欠けていることがわかりました。これは戦争で被害を受けた立場であり、かつ現在の政治状況では、そのように論じてもやむを得ない事情があります。
 一方、日本側は、実証面では中国側に勝っていますが、特定の漢奸や傀儡政権に関心が集中し、全容をとらえるような研究が不足していました。欧米の研究は、二〇〇〇年代以降になって盛んになってきましたが、日中の研究の蓄積にはまだ及びません。(中略)
 本書をとおして、漢奸たちの本心はどこにあったのか、彼らはなぜ傀儡政権を建てて日本に協力したのか、傀儡政権では何が行われていたのか、日本軍は漢奸と傀儡政権をどう操っていたのかという点を明らかにしていきます。」

※本書は2013年7月に社会評論社より刊行された『ニセチャイナ』を再編集し、最新研究を踏まえて加筆修正をしたものです。

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「傀儡政権 日中戦争、対日協力政権史」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 同著者の『ニセチャイナ』の本論部分のうち、満蒙を除く4政権について、新資料に基づく加筆修正をしたものだそうだ。分厚い『ニセチャイナ』は、様々な要素があり面白かったが、こちらは新書版に収めてあるため、す 同著者の『ニセチャイナ』の本論部分のうち、満蒙を除く4政権について、新資料に基づく加筆修正をしたものだそうだ。分厚い『ニセチャイナ』は、様々な要素があり面白かったが、こちらは新書版に収めてあるため、すっきりとした印象。傀儡政権といっても、その主眼は日本のためではなく、中国の人々(民衆とは限らず)の安寧を目指すものであり、日本の側も、特に都市部における治安維持に日本軍をなるべく使いたくないため、「防共」という共通価値観で現地政権を樹立していったことが分かる。単に「漢奸」と切って捨てられない面が垣間見える。 …続きを読む
    skunk_c
    2020年02月24日
    39人がナイス!しています
  • 19年12月の角川新書新刊。ド派手な装丁に対して真っ当な内容で話題になった社会評論社『ニセチャイナ』の再編(割愛・統合・加筆)。先の大戦期における中国の例を見るもので、具体的には冀東防共自治政府(通州 19年12月の角川新書新刊。ド派手な装丁に対して真っ当な内容で話題になった社会評論社『ニセチャイナ』の再編(割愛・統合・加筆)。先の大戦期における中国の例を見るもので、具体的には冀東防共自治政府(通州・35〜38年)、中華民国臨時政府(北京・王克敏・37年〜)、中華民国維新政府(南京・松井石根工作・38〜40年)、中華民国国民政府(汪兆銘・40年〜)に章を割いている。この章構成によって、時系列はやや行き戻りするが、例えば汪政権が参戦に際し租界の回収と治外法権撤廃をなした事実など、客観的に事績が見えてくる。 …続きを読む
    CTC
    2020年06月26日
    12人がナイス!しています
  • 中国の対日協力政権のうち、冀東防共自治政府、汪兆銘の南京国民政府など、4つの政権を取り上げる。1940年の天津水害に対応できなかった華北政務委員会、ホテル政府と揶揄された中華民国維新政府など、その統治 中国の対日協力政権のうち、冀東防共自治政府、汪兆銘の南京国民政府など、4つの政権を取り上げる。1940年の天津水害に対応できなかった華北政務委員会、ホテル政府と揶揄された中華民国維新政府など、その統治能力のなさを印象づける話が多いが、汪兆銘政権が日本から治外法権撤廃を勝ち取った点など肯定的な評価もなされている。有象無象と言っては失礼かもしれないが、当時の中国人にとってのこれらの政権の存在感がどの程度のものだったのかも気になる。 …続きを読む
    さとうしん
    2019年12月09日
    10人がナイス!しています

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