由比ガ浜機械修理相談所

第25回電撃小説大賞《読者賞》

由比ガ浜機械修理相談所

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年08月17日
判型:
B6判
商品形態:
単行本
ページ数:
340
ISBN:
9784049126624

第25回電撃小説大賞《読者賞》

由比ガ浜機械修理相談所

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年08月17日
判型:
B6判
商品形態:
単行本
ページ数:
340
ISBN:
9784049126624

ただ、君に幸せになってほしい。――たとえ僕が、隣にいられなくても。

 皆が選んだNo.1! 電撃大賞×カクヨム読者投票で圧倒的支持を得た感動作、遂に刊行!!
 第25回電撃小説大賞《読者賞》受賞作

 2023年の夏。僕は世間から逃げるように、鎌倉に「由比ガ浜機械修理相談所」を開いた。ほとんど客の来ない相談所。そこへある日、奇妙な男・戸川が訪れる。
 彼とともに現れた女性、それは人に近づきすぎた機械「TOWA」だった。戸川に手放され、居場所を失った彼女・結のため、僕は新たなオーナーを探し始める。
 突然はじまった共同生活。二人の時間を過ごすなかで、僕たちはお互いを大切に想うようになっていくが――。
 皆が選んだNo.1! 電撃大賞×カクヨム読者投票で圧倒的支持を得た感動作、遂に刊行!!
 第25回電撃小説大賞《読者賞》受賞作

 2023年の夏。僕は世間から逃げるように、鎌倉に「由比ガ浜機械修理相談所」を開いた。ほとんど客の来ない相談所。そこへある日、奇妙な男・戸川が訪れる。
 彼とともに現れた女性、それは人に近づきすぎた機械「TOWA」だった。戸川に手放され、居場所を失った彼女・結のため、僕は新たなオーナーを探し始める。
 突然はじまった共同生活。二人の時間を過ごすなかで、僕たちはお互いを大切に想うようになっていくが――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第一章 愚か者の僕とニセモノの君
第二章 罪を犯した僕と罰を受ける君
第三章 小さな闖入者
第四章 恋
第五章 過去という名の亡霊
第六章 昔話
第七章 言い訳
第八章 真実
第九章 いつかまた
第十章 嘘つき
第十一章 家族の形

キャラクター

若宮氷雨

世間から逃げるように、ひっそりと「由比ガ浜機械修理相談所」を開いた青年。
結の幸せを願い、彼女の新しいオーナーを探すことになる。

戸川 結

オーナーに手放された女性型のヒューマノイド「TOWA」。
氷雨が新たなオーナーを探す間、彼と共に暮らすことになる。

「由比ガ浜機械修理相談所」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • リアルなヒューマノイド「TOWA」を助けたい想いが空回りして挫折した若宮氷雨。世間から逃げるように鎌倉に機械修理相談所を開いた彼の元に、TOWAの結を伴った戸川が訪れる物語。十五億で結を売ってほしいという戸川 リアルなヒューマノイド「TOWA」を助けたい想いが空回りして挫折した若宮氷雨。世間から逃げるように鎌倉に機械修理相談所を開いた彼の元に、TOWAの結を伴った戸川が訪れる物語。十五億で結を売ってほしいという戸川の依頼から買ってくれる人を探すことになった氷雨。束の間の彼女と共に過ごす日々で少しずつ変わってゆく心境。けれどそれに素直に向き合えない苦い過去があって、不器用過ぎる氷雨の葛藤もありましたけど、様々なことが繋がって明らかになってゆく過去や、今の大切な想いにきちんと向き合えた結末がとても素敵な物語でした。 …続きを読む
    よっち
    2019年09月26日
    34人がナイス!しています
  • 人より少し不器用な青年、氷雨と、ヒューマノイド“TOWA”の結。どこまでも真っ直ぐでどうしようもなく純粋な恋の物語。 ままならない現実を、それでも懸命に生きる二人の姿が尊かったです。 こんなに作品の中に入り込 人より少し不器用な青年、氷雨と、ヒューマノイド“TOWA”の結。どこまでも真っ直ぐでどうしようもなく純粋な恋の物語。 ままならない現実を、それでも懸命に生きる二人の姿が尊かったです。 こんなに作品の中に入り込んだのは久しぶりでした。文もキャラも展開も全てが好みです。 …続きを読む
    なみ
    2019年08月25日
    16人がナイス!しています
  • 【酷評】 なんだろう、凄く好みなテーマなのにまったく入れ込めなかった。元天才ロボット技術士に転がり込んできたロボット少女との恋愛劇。 使い尽くされた古典ネタだけで構成されている。 大多数のロボットをモノ 【酷評】 なんだろう、凄く好みなテーマなのにまったく入れ込めなかった。元天才ロボット技術士に転がり込んできたロボット少女との恋愛劇。 使い尽くされた古典ネタだけで構成されている。 大多数のロボットをモノとして扱う層が露悪的に描かれており、つまり主人公が世間と乖離していて、そのズレが最後まで全肯定されているのに違和感。 ロボットも醍醐味の心理要素は最初から完璧に人間だし。金問題も悩んだのに最後は受け取らないし。 とにかく綺麗なステレオタイプの一言。やっぱり鉄板さというのはいつの世もあるのだろうか。 …続きを読む
    のれん
    2021年08月11日
    13人がナイス!しています

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