やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年05月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
212
ISBN:
9784049125184
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やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)

  • 著者 入間 人間
  • 原作・イラスト 仲谷 鳰
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年05月10日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
212
ISBN:
9784049125184

『やがて君になる』外伝ノベライズ。 高校生となった沙弥香の恋は――。

 もう人を好きになるなんてやめてしまおう。中学時代に経験した手痛い失恋から、そう心に決めていた沙弥香。しかし高校の入学式で初めて七海燈子の姿を見たその瞬間から、どうしようもなく燈子に惹かれていく。
 同じクラスになり、一緒に生徒会にも所属し、やがて親友と呼べる仲にもなった。隣を歩み続ける中で、燈子の強さも弱さも知った。燈子のすべてを見て、一層好きになっていく。
 でも、だからこそ。沙弥香はどうしても「好き」を伝えられない。待ちすぎて、恐れすぎて、一歩踏み出すことができなかった沙弥香の迷い、後悔、喪失――。

 人を好きになるということを知ったのは、『彼女』と出会ってからだった。
 もう人を好きになるなんてやめてしまおう。中学時代に経験した手痛い失恋から、そう心に決めていた沙弥香。しかし高校の入学式で初めて七海燈子の姿を見たその瞬間から、どうしようもなく燈子に惹かれていく。
 同じクラスになり、一緒に生徒会にも所属し、やがて親友と呼べる仲にもなった。隣を歩み続ける中で、燈子の強さも弱さも知った。燈子のすべてを見て、一層好きになっていく。
 でも、だからこそ。沙弥香はどうしても「好き」を伝えられない。待ちすぎて、恐れすぎて、一歩踏み出すことができなかった沙弥香の迷い、後悔、喪失――。

 人を好きになるということを知ったのは、『彼女』と出会ってからだった。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「やがて君になる 佐伯沙弥香について(2)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 燈子の隣りにいようとするがために、その本質が気になりつつもあえて踏み込まないと決めた沙弥香。何というかどうすれば良かったのかと言われると、沙弥香自身はその時々の自分なりの最善を選択してきたわけで、結果 燈子の隣りにいようとするがために、その本質が気になりつつもあえて踏み込まないと決めた沙弥香。何というかどうすれば良かったのかと言われると、沙弥香自身はその時々の自分なりの最善を選択してきたわけで、結果をきちんと受け止める沙弥香が切ない。そんな沙弥香のその後があるのならまた読んでみたいです。 …続きを読む
    よっち
    2019年07月06日
    50人がナイス!しています
  • 原作を読んでいると受けるダメージが倍増。負けることが分かりきっている戦いに挑む者の勝負の行方を見守るような感じ。最後の挿絵がまた何とも言えない…。憑き物が落ちたようにも、巣立っていく雛を見守っている親 原作を読んでいると受けるダメージが倍増。負けることが分かりきっている戦いに挑む者の勝負の行方を見守るような感じ。最後の挿絵がまた何とも言えない…。憑き物が落ちたようにも、巣立っていく雛を見守っている親鳥のようにも、ようやく故郷に帰ることが出来て安心している人のようにも見える。『私はまた失敗するのかもしれない。それでも人を好きになることを、もっと知ってみたい。私が心からそう思えるのは、彼女たちに出会えたからだった』小中学時代のあの二人との出来事は決して無駄ではなかったのだ。3巻も出るようなので期待。 …続きを読む
    黒瀬 木綿希(ゆうき)
    2019年05月15日
    46人がナイス!しています
  • 本編7巻の読了後にお読みになることをお勧めします。まず序章の表題「恋と、小糸」に撃ち抜かれました。本編では描かれない高校1年生の期間の物語がメイン。沙弥香の想いが痛いほど伝わってきて胸が苦しくなる。3巻 本編7巻の読了後にお読みになることをお勧めします。まず序章の表題「恋と、小糸」に撃ち抜かれました。本編では描かれない高校1年生の期間の物語がメイン。沙弥香の想いが痛いほど伝わってきて胸が苦しくなる。3巻では大学生編のよう。待ち遠しいですね。 …続きを読む
    芳樹
    2019年05月11日
    37人がナイス!しています

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