売り渡される食の安全

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年08月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784040822983
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売り渡される食の安全

  • 著者 山田 正彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年08月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
240
ISBN:
9784040822983

安心・安全の放棄に突き進む――なぜ日本だけが世界と逆走するのか?

(目次 主なもの)

第一章 「国民を二度と飢えさせない」――先人の思いが詰まった法律はなぜ廃止されたのか
古代から受け継がれてきたお米
茨城の米は福井では育たない
寝耳に水の種子法廃止

第二章 海外企業に明け渡された日本の農業
規制改革の旗振り役が主導、審議会もパブコメもなかった
「農水省に葬式を出す」
一代限りの品種に席巻される
ゲリラ豪雨の不作も農家が賠償―一方的な契約書
農家を大企業に隷属させる

第三章 自分の畑で採れた種を使ってはいけない
巨額の損害賠償を求められたカナダ農家
モンサント法案
本丸は自家採種の禁止
拡大する例外、違反したら共謀罪で逮捕も
なぜか英語で記された農水省発表のリスト

第四章 市場を狙う遺伝子組み換えの米、そしてゲノム編集米
市場投入を待つ遺伝子組み換え米
テクノロジーがつまった大豆
殺虫力を持つトウモロコシ
スーパー雑草、スーパー昆虫の誕生
ゲノム編集を規制する外国、フリーな日本

第五章 世界を変えたモンサント裁判
司法がつきつけた320億円の賠償命令
機密文書で明らかになる数々の不正
1万3000件の裁判

第六章 世界で加速する有機栽培
アメリカのスーパーでのカルチャーショック
一人の主婦の思いが全米に広がった
ロシア、中国でも遺伝子組み換え食品を制限
給食もオーガニックの韓国

第七章 逆走する日本の食
最大400倍に緩和された残留農薬の基準
ネオニコチノイドへの懸念
「農産物はアメリカに譲渡するしかない」
食料がミサイルと同じである理由

第八章 日本の食は地方から守る
種子法に代わる条例を
地方条例の持つ強い権限
国会では種子法の復活法案が審議
地方からのうねり、止めようがない
私たちには権利がある
(目次 主なもの)

第一章 「国民を二度と飢えさせない」――先人の思いが詰まった法律はなぜ廃止されたのか
古代から受け継がれてきたお米
茨城の米は福井では育たない
寝耳に水の種子法廃止

第二章 海外企業に明け渡された日本の農業
規制改革の旗振り役が主導、審議会もパブコメもなかった
「農水省に葬式を出す」
一代限りの品種に席巻される
ゲリラ豪雨の不作も農家が賠償―一方的な契約書
農家を大企業に隷属させる

第三章 自分の畑で採れた種を使ってはいけない
巨額の損害賠償を求められたカナダ農家
モンサント法案
本丸は自家採種の禁止
拡大する例外、違反したら共謀罪で逮捕も
なぜか英語で記された農水省発表のリスト

第四章 市場を狙う遺伝子組み換えの米、そしてゲノム編集米
市場投入を待つ遺伝子組み換え米
テクノロジーがつまった大豆
殺虫力を持つトウモロコシ
スーパー雑草、スーパー昆虫の誕生
ゲノム編集を規制する外国、フリーな日本

第五章 世界を変えたモンサント裁判
司法がつきつけた320億円の賠償命令
機密文書で明らかになる数々の不正
1万3000件の裁判

第六章 世界で加速する有機栽培
アメリカのスーパーでのカルチャーショック
一人の主婦の思いが全米に広がった
ロシア、中国でも遺伝子組み換え食品を制限
給食もオーガニックの韓国

第七章 逆走する日本の食
最大400倍に緩和された残留農薬の基準
ネオニコチノイドへの懸念
「農産物はアメリカに譲渡するしかない」
食料がミサイルと同じである理由

第八章 日本の食は地方から守る
種子法に代わる条例を
地方条例の持つ強い権限
国会では種子法の復活法案が審議
地方からのうねり、止めようがない
私たちには権利がある

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「売り渡される食の安全」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • オーガニック食物の取組み面積、米国は203万haに対し、中国は228万ha。韓国の小中学校、いずれもオーガニック食材を使用、パン、パスタは出ない、「主食はお米ですから」、副食は数年後に全てオーガニック食材となり オーガニック食物の取組み面積、米国は203万haに対し、中国は228万ha。韓国の小中学校、いずれもオーガニック食材を使用、パン、パスタは出ない、「主食はお米ですから」、副食は数年後に全てオーガニック食材となり、可能な限り韓国産を使用。韓国の憲法で、教育の無償化が謳われ、学費、教科書、だけでなく学校給食も無償化。これらは、ほんの一部ですが、世界はオーガニック、遺伝子組み換え食材の不使用に動いている。日本のみが逆行しているというか、「後退」している。残留農薬の許容量も引き上げている。 …続きを読む
    Lara
    2020年09月12日
    82人がナイス!しています
  • 私も当初はBTコーン、GMOは農薬の使用頻度を下げれるから地球に優しいと信じていたがヨーロッパで反対運動が起こって、色々と調べてみると、最近多くなってるアレルギー体質の子供達、その原因がGMOじゃないかと言わ 私も当初はBTコーン、GMOは農薬の使用頻度を下げれるから地球に優しいと信じていたがヨーロッパで反対運動が起こって、色々と調べてみると、最近多くなってるアレルギー体質の子供達、その原因がGMOじゃないかと言われ、エシカルなオーガニック食品が流行し、グリフォサートの件で反モンサント運動が活発化してると聞き、より一層GMO、グリフォサートは厳しくなるなと思っていたら、日本は規制を緩和した。日本人はモルモットにされてるのだろうか?そんな風に思ってしまう本だった。地方の動は知らんかったな。 …続きを読む
    こも 旧柏バカ一代
    2020年04月30日
    35人がナイス!しています
  • 何を守らなければならないのか。長年築いてきたものを時勢に合わないと捨ててよいはずがない。詳細に状況を示されてわかる事実。もちろん、それがすべてであるかどうかもわからないのだが。少なくとも「食べる」とい 何を守らなければならないのか。長年築いてきたものを時勢に合わないと捨ててよいはずがない。詳細に状況を示されてわかる事実。もちろん、それがすべてであるかどうかもわからないのだが。少なくとも「食べる」という基本的な生活は自分たちで自信を持って賄えるようでありたい。 …続きを読む
    まさ
    2020年09月22日
    33人がナイス!しています

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