あやかし友人日記 巡る四季のたぬ奇譚

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049122848
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あやかし友人日記 巡る四季のたぬ奇譚

  • 著者 岡田 遥
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年12月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
304
ISBN:
9784049122848

妖怪狸と孤独な少女。二人のほほえましい関係にほのぼの、ほろり。

 かつて八百八狸を統べながら、現在は四国・久万山に封じられた大妖怪・隠神千狸。たった独りで三百年を生きる彼はある時、あやかしが見える体質のせいで気味悪がられ、孤独に暮らす少女・三春と出会う。
 山から出られぬ自分にとって、丁度良い暇つぶしだ。
 そんな軽い気持ちで三春をかまい始めた千狸だが、過ぎ往く四季を幾度も巡り、共に笑い共に遊び、時には喧嘩して振り回されるうちに、いつしか“隣に誰かがいてくれる”日々が当たり前のものになっていき――。
 これは孤独を厭わぬ妖怪狸と孤独を嫌う少女、二人の孤独が雪解けていく物語。
 かつて八百八狸を統べながら、現在は四国・久万山に封じられた大妖怪・隠神千狸。たった独りで三百年を生きる彼はある時、あやかしが見える体質のせいで気味悪がられ、孤独に暮らす少女・三春と出会う。
 山から出られぬ自分にとって、丁度良い暇つぶしだ。
 そんな軽い気持ちで三春をかまい始めた千狸だが、過ぎ往く四季を幾度も巡り、共に笑い共に遊び、時には喧嘩して振り回されるうちに、いつしか“隣に誰かがいてくれる”日々が当たり前のものになっていき――。
 これは孤独を厭わぬ妖怪狸と孤独を嫌う少女、二人の孤独が雪解けていく物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「あやかし友人日記 巡る四季のたぬ奇譚」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ★★★★☆ ぼっちな妖怪狸の千狸があやかしが見える体質のぼっちな少女の三春に出会い、最初は軽い気持ちでかまい始めたが、三春が小学生から高校生になる過程で共に過ごし振り回されるうちに、暇つぶし→放っておけない ★★★★☆ ぼっちな妖怪狸の千狸があやかしが見える体質のぼっちな少女の三春に出会い、最初は軽い気持ちでかまい始めたが、三春が小学生から高校生になる過程で共に過ごし振り回されるうちに、暇つぶし→放っておけない→手放したくないと千狸の気持ちが変化していく様が楽しめる。「ほのぼの、ほろり」なお話。 …続きを読む
    あゆみ
    2019年02月03日
    29人がナイス!しています
  • 四国松山の久万山に封じられている狸のあやかし・隠神千狸と、自分の周りで不運なことばかりが起こるため「呪われている」と友達もできず孤独な小学生・三春の物語。三春の成長物語でもあり、千狸の成長(とは言わな 四国松山の久万山に封じられている狸のあやかし・隠神千狸と、自分の周りで不運なことばかりが起こるため「呪われている」と友達もできず孤独な小学生・三春の物語。三春の成長物語でもあり、千狸の成長(とは言わないか)物語。小学生の頃の三春のお茶目さがかわいくて読み進めると、急に中学生になってびっくり。さらに三春が高校生になってからの千狸の態度が微笑ましい。全体に漂うほのぼの感と、わくわく感で、楽しく読むことができた。 …続きを読む
    綾@新潮部
    2019年04月13日
    13人がナイス!しています
  • ぼっちな幼女が封印されたぼっちな元大妖怪たぬきと出会い彼との交流のなかで、友人を作り恋を知るまでの成長記。それに加え、たぬきが仲を違えたかつての親友や手下との真の友情の話。帯に書かれた「微笑ましい二人 ぼっちな幼女が封印されたぼっちな元大妖怪たぬきと出会い彼との交流のなかで、友人を作り恋を知るまでの成長記。それに加え、たぬきが仲を違えたかつての親友や手下との真の友情の話。帯に書かれた「微笑ましい二人の絆に、ほのぼのほろり。」の通りな話でした。 …続きを読む
    た〜
    2018年12月30日
    12人がナイス!しています

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