- 著者 辻田 淳一郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年12月23日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 414
- ISBN:
- 9784047036635
鏡の古代史
- 著者 辻田 淳一郎
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年12月23日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 414
- ISBN:
- 9784047036635
邪馬台国、倭の五王、磐井の乱ほか、 鏡=権力 となった古代史の謎に迫る
古代の鏡は考古学において重要な資料である。しかし、その意味や役割についてはこれまでほとんど知られてこなかった。最前線の研究に基づき考古学の重要な理論や方法論をわかりやすく示しつつ、複雑で難解な鏡の研究史を整理。邪馬台国以前から、倭の五王の時代、6世紀の磐井の乱の時代まで、遺跡から出土する鏡の形態や製作地、列島内での流通と分布を丁寧に解説する。日本列島の国家形成の歩みを古代の鏡から映し出す試み。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
序 章 弥生・古墳時代の歴史と鏡
第一章 弥生時代における鏡の出現と地域間交流――弥生時代中期
第二章 紀元後一~三世紀における地域間交流と鏡――弥生時代後期~終末期
第三章 古墳時代の始まりと新たな鏡の出現――古墳時代前期(一)
第四章 古墳時代前期における鏡の流通と葬送儀礼――古墳時代前期(二)
第五章 倭の五王の時代における鏡の政治利用――古墳時代中期
第六章 六世紀代の鏡の授受とその終焉――古墳時代後期
終 章 鏡からみた日本列島の古代国家形成
第一章 弥生時代における鏡の出現と地域間交流――弥生時代中期
第二章 紀元後一~三世紀における地域間交流と鏡――弥生時代後期~終末期
第三章 古墳時代の始まりと新たな鏡の出現――古墳時代前期(一)
第四章 古墳時代前期における鏡の流通と葬送儀礼――古墳時代前期(二)
第五章 倭の五王の時代における鏡の政治利用――古墳時代中期
第六章 六世紀代の鏡の授受とその終焉――古墳時代後期
終 章 鏡からみた日本列島の古代国家形成
「鏡の古代史」感想・レビュー
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極めてオーソドックスな考古学的な研究手法で、弥生時代から古墳時代にかけての鏡をめぐる文化史・政治史を論述した書籍。用語や概念などが難解である点も多いが、近年の研究成果を十分に咀嚼しており、巻末の参考文 …続きを読む2020年01月13日8人がナイス!しています
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弥生中期~古墳時代~飛鳥時代まで、綿々と続く古墳と鏡の歴史。これまで何冊か鏡関連の本を読んだが、本書は歴史の流れと鏡の変遷が時系列できちんと整理されていて鏡初心者の私でもわかりやすい内容でした。日本に …続きを読む2024年11月11日4人がナイス!しています
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古墳時代の考古学をフォローしなくなってだいぶ経つのだが,良いまとめとの書評を読んで手にとった.考古学論文風の文章なので一般書としては難解だと思うが基本用語がわかっていれば問題ない.古代鏡の詳細な様式, …続きを読む2020年02月23日3人がナイス!しています