ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで

ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで 電子版
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発売日:
2018年06月22日
商品形態:
電子書籍

ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで

  • 著者 橋本 陽介
発売日:
2018年06月22日
商品形態:
電子書籍

何作品読んだことがありますか? 本当は面白いノーベル文学賞!

ノーベル文学賞受賞から、ベストセラーはカズオ・イシグロ一色に。しかし、受賞作のうち何作読んだことがあるだろう? 古今東西の受賞作を読み直し、多様な作品たちの「面白さ」を作る仕掛けに迫る!

〈目次〉
はじめに
ノーベル文学賞を読むということ

一九八〇年代
一 章 めくるめく勘違い小説『眩暈』            エリアス・カネッティ
二 章 ラテンアメリカと魔術的リアリズム         ガブリエル・ガルシア=マルケス
三 章 アラビア語圏のリアリズム              ナギーブ・マフフーズ
 
一九九〇年代
四 章 「黒人」「女性」作家                 ト二・モリスン
五 章 「情けないオレ語り」と日本文学         大江健三郎

二〇〇〇年代
六 章 中国語としての表現の追求            高行健
七 章 ワールドワイドで胡散臭い語り      V・S・ナイポール
八 章 「他者」と暴力の寓話              J・M・クッツェー
九 章 非非西洋としてのトルコ           オルハン・パムク
十 章 共産主義体制下の静かな絶叫         ヘルタ・ミュラー

二〇一〇年代
十一章 ペルー、あるいは梁山泊      マリオ・バルガス=リョサ
十二章 中国版「魔術的リアリズム」            莫言
十三章 信頼できない語り手             カズオ・イシグロ

終わりに
主要参考文献
受賞者の出身国
索引


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「ノーベル文学賞を読む ガルシア=マルケスからカズオ・イシグロまで」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 1980~2010年代のノーベル賞作家の作品を紹介している。エリアス・カネッティ、ガブリエル・ガルシア=マルケス、ナギーブ・マフフーズ、ト二・モリスン、大江健三郎、高行健、V・S・ナイポール、クッツェ 1980~2010年代のノーベル賞作家の作品を紹介している。エリアス・カネッティ、ガブリエル・ガルシア=マルケス、ナギーブ・マフフーズ、ト二・モリスン、大江健三郎、高行健、V・S・ナイポール、クッツェー、オルハン・パムク、ヘルタ・ミュラー、マリオ・バルガス=リョサ、莫言、カズオ・イシグロの計13人。世界のあらゆる地域から選ばれている。共通の特徴として①負の力をプラスに転化する内容②エスニック性③越境性④小説言語など。文学は言葉の芸術。この本では特に小説言語と小説の構造を考察していて世界文学の潮流を知れる。 …続きを読む
    アキ
    2019年09月10日
    63人がナイス!しています
  • ノーベル文学賞は、独自の小説言語を持つ作家を重視している、ということで。何らかの意味で普遍性を持ってる受賞者の特徴などが紹介されている。1980年代から2000年代まで13章で章ごとに約1名。ノーベル ノーベル文学賞は、独自の小説言語を持つ作家を重視している、ということで。何らかの意味で普遍性を持ってる受賞者の特徴などが紹介されている。1980年代から2000年代まで13章で章ごとに約1名。ノーベル文学賞は文化的に越境している作家・作品が好きで、同じ傾向の作家は選ばないけれど、選ばれた作家の作品は確実におもしろい、と言われると、やはり読んでみたくなる。特に読みたいと思ったのはガルシア・マルケス「百年の孤独」とマフフーズのカイロ三部作。ここ40年の受賞者の出身国を示す巻末の世界地図がなかなか興味深かった。 …続きを読む
    藤森かつき(Katsuki Fujimori)
    2019年06月30日
    25人がナイス!しています
  • 『読まれていないことを前提として』と言われても、やっぱり一番に目が走ったのは、大江健三郎とカズオ・イシグロだった。しばしば、日本の純文学というと、やたらと「思い悩む」系の作者と主人公が多いと言っている 『読まれていないことを前提として』と言われても、やっぱり一番に目が走ったのは、大江健三郎とカズオ・イシグロだった。しばしば、日本の純文学というと、やたらと「思い悩む」系の作者と主人公が多いと言っているけれど、勤勉で真面目な日本人は、日々、内面心理ではいろんな感情が暗闇の中で交差しているのではないだろうか。そして、ときには自己愛で悩んだり、自意識で悩んだりする。作者や主人公が自意識過剰な故に自殺してしまうのも、それほどに作者も主人公もとことん追い詰められるからで、そこにも人間としての究極の美学があると思う。 …続きを読む
    いろは
    2019年02月23日
    15人がナイス!しています

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