「城取り」の軍事学

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784044003937

「城取り」の軍事学

  • 著者 西股 総生
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2018年09月22日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784044003937

縄張りは地面に刻みつけられた戦術である!

城といえば、領国支配の中心として城主が住む場所というイメージが強い。しかし、近世城郭の既成概念を排し、城の本質は軍事施設という観点から見直してみると、意外な事実が浮かび上がってくる。縄張り分析の手法を用い、戦国の城にまつわる5つの疑問を徹底論証。なぜ、多数の「山城」が築かれたのか。鉄炮の普及は城の構造にどのような影響を与えたのか……。千差万別の個性あふれる戦国のリアルに迫る、画期的城郭論。

もくじ

第一章 城を取る――攻めるか守るか
一 城取りと城攻め
二 あやふやな実体
三 城を読む

第二章 なぜ山城か――それぞれの事情
一 山城の時代
二 山城は高いか低いか
三 城を取る山

第三章 城主たちの亡霊――城の歴史がすり替わる
一 いつ、誰が築いたか
二 城主不在の城
三 まだら模様の地図

第四章 幻の館――リアリティーのない平板な図式
一 居館と山城
二 領主たちの住みか
三 戦国平城の世界

第五章 縄張りの迷宮――オンリーワンの個性たち
一 無限の縄張り
二 縄張りの個性を読む
三 融通のきかない個性たち

第六章 城と戦争――城の形を決定づける人の営み
一 城と作戦
二 城と決戦
三 「大名系城郭」は存在するか

第七章 鉄炮と城の「進化」――大きい・小さい・強い・弱い
一 鉄炮は城をどう変えたか
二 戦国の軍事革新と縄張り
三 築城における進化と適応

第八章 城は何を守るか――築城者たちの本音
一 軍事施設としての城
二 不本意な城
三 権力と城と民衆と
四 惣構と城下町

第九章 山から降りなかった城――近世城郭の成立を再考する
一 城は見せものか
二 石積から総石垣の城へ
三 平城から平城へ

  あとがき
  主要参考文献




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「「城取り」の軍事学」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 俯瞰視点で面白い 俯瞰視点で面白い
    onepei
    2020年03月22日
    4人がナイス!しています
  • 戦国時代のリアルを学ぶには良い本だと思う。テレビや映画の戦国時代は、やはりファンタジーなのだということを理解するには、こうした「硬い」ファクトと推理の解読本が必要だ。城跡の探索からの戦国時代の軍事思想 戦国時代のリアルを学ぶには良い本だと思う。テレビや映画の戦国時代は、やはりファンタジーなのだということを理解するには、こうした「硬い」ファクトと推理の解読本が必要だ。城跡の探索からの戦国時代の軍事思想を推理するのが秀逸。 最近行った城跡も話に出てきたので、自分の中でのちょっとしたリアル感が増しているせいかもしれない。城とは使い捨ての陣地であり、殿様の居城であったことはほとんどないというのも目から鱗な考えだった。 この人の本は本当に(知的に)おもしろいと思う。 …続きを読む
    zaku0087
    2019年09月11日
    3人がナイス!しています
  • 城取り(城を築くという意味)という考古学的視点から城跡から様々なことを理解する一冊。その城の規模、立地、周辺の城跡、当時治めていた大名などの多くの要素を用いて城を分析するといった内容だが思いの外マニア 城取り(城を築くという意味)という考古学的視点から城跡から様々なことを理解する一冊。その城の規模、立地、周辺の城跡、当時治めていた大名などの多くの要素を用いて城を分析するといった内容だが思いの外マニアックでちょいと驚かされた一冊。歴史小説読むので新たな価値観を提供してくれるのはありがたいのだが読むにはちょっと覚悟を決めないといけないかな?城好きな方はやっぱ楽しめるのかな? …続きを読む
    いぬたち
    2020年08月08日
    2人がナイス!しています

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