日本画とは何だったのか 近代日本画史論

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年01月26日
判型:
四六判
ページ数:
432
ISBN:
9784047036253
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日本画とは何だったのか 近代日本画史論

  • 著者 古田 亮
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2018年01月26日
判型:
四六判
ページ数:
432
ISBN:
9784047036253

近代・西洋・国家と格闘し続けた百年──。近代日本画、圧巻の通史!

伝統絵画と西洋画の接触が産み落とした、近代日本画という新たな表現。それは明治以後の画家たちに、近代とは、西洋とは、国家とは何かという不断の問いを突きつけることとなった。国家主義を揺籃とした明治期、皇国感情のなか成熟を迎えた大正・昭和初期、そして戦後に浮上する日本画滅亡論を超えて、日本画はどこへ向かうのか──。その成り立ちと多様性を時代ごとの様式の変遷から描ききる、圧巻の百年史。

 【目次】

序 論

第一章 江戸時代

 1.江戸後期 日本画のはじまり
 2.幕末明治 プレ近代日本画

第二章 明治前期

 1.明治十年代後半 1880年代
 2.明治二十年代 1890年前後

第三章 明治後期

 1.明治三十年代 1900年前後
 2.明治四十年代 1910年前後

第四章 大正・昭和初期

 1.大正期 1910-20年代
 2.昭和初期 1920-30年代

第五章 戦中・戦後期

 1.戦中期 1935-45年
 2.戦後期 1950年前後

第六章 日本画とは何だったのか

 1.近代と日本画
 2.日本語と日本画
 3.現代と日本画

 年表
 参考文献
 あとがき
伝統絵画と西洋画の接触が産み落とした、近代日本画という新たな表現。それは明治以後の画家たちに、近代とは、西洋とは、国家とは何かという不断の問いを突きつけることとなった。国家主義を揺籃とした明治期、皇国感情のなか成熟を迎えた大正・昭和初期、そして戦後に浮上する日本画滅亡論を超えて、日本画はどこへ向かうのか──。その成り立ちと多様性を時代ごとの様式の変遷から描ききる、圧巻の百年史。

 【目次】

序 論

第一章 江戸時代

 1.江戸後期 日本画のはじまり
 2.幕末明治 プレ近代日本画

第二章 明治前期

 1.明治十年代後半 1880年代
 2.明治二十年代 1890年前後

第三章 明治後期

 1.明治三十年代 1900年前後
 2.明治四十年代 1910年前後

第四章 大正・昭和初期

 1.大正期 1910-20年代
 2.昭和初期 1920-30年代

第五章 戦中・戦後期

 1.戦中期 1935-45年
 2.戦後期 1950年前後

第六章 日本画とは何だったのか

 1.近代と日本画
 2.日本語と日本画
 3.現代と日本画

 年表
 参考文献
 あとがき

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「日本画とは何だったのか 近代日本画史論」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 明治以降の、西洋入り込み、ハイブリッドになった日本の絵。江戸後期から取り扱う。 明治以降の、西洋入り込み、ハイブリッドになった日本の絵。江戸後期から取り扱う。
    吟遊
    2019年12月06日
    11人がナイス!しています
  • なんというか、本書の締めがあまりにスカッとした終わり方でなんだかなあという読了感。このまとまりきらなさ、腑に落ちなさも含めて日本画なのだとしても…… なんというか、本書の締めがあまりにスカッとした終わり方でなんだかなあという読了感。このまとまりきらなさ、腑に落ちなさも含めて日本画なのだとしても……
    邪馬台国
    2019年02月21日
    4人がナイス!しています
  • 個人的な事情で二月ろくに本が読めなかった。まったくもう。で、やっとこれ読了。うーん。おもしろくなかった。言ってみれば「近代」の矛盾を描くという大問題で、しょうがないところはあるけど、前半は羅列に終わっ 個人的な事情で二月ろくに本が読めなかった。まったくもう。で、やっとこれ読了。うーん。おもしろくなかった。言ってみれば「近代」の矛盾を描くという大問題で、しょうがないところはあるけど、前半は羅列に終わって少しも頭に入ってこない。終章は問題提議をするのがやっと、というのは言い過ぎかな。 …続きを読む
    gorgeanalogue
    2018年07月29日
    4人がナイス!しています

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