蜜華の檻 ~堕ちた麗人~

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年05月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
242
ISBN:
9784041055694
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蜜華の檻 ~堕ちた麗人~

  • 著者 丸木 文華 
  • イラスト 笠井 あゆみ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年05月01日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
242
ISBN:
9784041055694

「家」に捉われた麗人は、支配者の執愛にどこまでも堕ちていく――。

「困っているなら助けてやる」屋敷を売らなければいけない程に困窮した華族家の長男・千秋に手を差し伸べたのは、かつては対立し、会いたくないと思っていた同級生――眞鍋だった。千秋と病弱な姉ごと屋敷を引き取るという資産家の眞鍋の提案に、やむなく従う千秋。美しい姉が目当てではと疑うが、眞鍋は不自然に千秋に触れ、過去の過ちを呼び覚ます。その感情に目を背けていた折、三人の関係を大きく変える事件が! 独占欲を剥き出した眞鍋は、千秋を夜ごと陵辱して…。 「困っているなら助けてやる」屋敷を売らなければいけない程に困窮した華族家の長男・千秋に手を差し伸べたのは、かつては対立し、会いたくないと思っていた同級生――眞鍋だった。千秋と病弱な姉ごと屋敷を引き取るという資産家の眞鍋の提案に、やむなく従う千秋。美しい姉が目当てではと疑うが、眞鍋は不自然に千秋に触れ、過去の過ちを呼び覚ます。その感情に目を背けていた折、三人の関係を大きく変える事件が! 独占欲を剥き出した眞鍋は、千秋を夜ごと陵辱して…。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「蜜華の檻 ~堕ちた麗人~」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • なんですかこれ、いいわ!笠井御大の表紙エロに騙されるが中身はほぼ『無意識両想い』で途中までエロはほぼ無し。成り上がり新華族の眞鍋高明は自分を尊大に見せながらも実は心から華倉千秋を大切に慈しんでいるのが なんですかこれ、いいわ!笠井御大の表紙エロに騙されるが中身はほぼ『無意識両想い』で途中までエロはほぼ無し。成り上がり新華族の眞鍋高明は自分を尊大に見せながらも実は心から華倉千秋を大切に慈しんでいるのが読み手にも見え見えだ。一方で当の千秋は没落華族である身の上を憂いつつ最後の矜持だけは守ろうと意地を張り猛烈焦れったい。そんな千秋も本当は高明を憎からず思っているのが手に取るように分かるのでさらに萌えるではないか。一瞬自分が昏めの純文学を読んでいるのかと錯覚した。文華先生の抑えた文章と時代設定がとても光る良作。 …続きを読む
    miyu
    2018年10月25日
    44人がナイス!しています
  • ★★★☆☆。戦後に事業が成功した成金攻め×残されたのは家だけの没落華族受けの再会もの。戦後、父が自殺し病弱な姉を守るという気概だけで生きてきた受け。最後に残された家も手放さなければならなくなった時に現れた学 ★★★☆☆。戦後に事業が成功した成金攻め×残されたのは家だけの没落華族受けの再会もの。戦後、父が自殺し病弱な姉を守るという気概だけで生きてきた受け。最後に残された家も手放さなければならなくなった時に現れた学生時代のライバル攻め。攻めの言動には受けへの想いが滲み出ているので、囲われた生活の中でもツラい感じはなく読みやすかったです。ルビーだからかな。最後の最後に両想いになったし、最後が駆け足気味だったのが少し残念。笠井さんのイラストがピッタリ!洋装に褌…、素晴らしいです。楽しく読了。 …続きを読む
    たべもも
    2017年05月07日
    43人がナイス!しています
  • 対立していた新華族の眞鍋×旧華族の千秋。 戦後の多額の財産税によって没落してしまった華倉家。そのことで、千秋の父親は自殺してしまいお金もない状態で屋敷も手放さざる得なくなる。 そこで10年ぶりに対立してい 対立していた新華族の眞鍋×旧華族の千秋。 戦後の多額の財産税によって没落してしまった華倉家。そのことで、千秋の父親は自殺してしまいお金もない状態で屋敷も手放さざる得なくなる。 そこで10年ぶりに対立していたはずの眞鍋が手を差し伸べてくる。 昭和の香りが漂う文章や二人の会話のやり取りが本当にレトロ感がただよっていて、すごく良かった。 眞鍋が千秋を手放したくない執着心も堪らなかった。 …続きを読む
    2018年01月20日
    37人がナイス!しています

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