ひきこもりの弟だった

ひきこもりの弟だった 電子版
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発売日:
2017年04月25日
商品形態:
電子書籍

ひきこもりの弟だった

  • 著者 葦舟 ナツ
発売日:
2017年04月25日
商品形態:
電子書籍

第23回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞作 ラスト、読む人全ての心を揺さぶる――。 痛切で歪な“愛”を描いた、圧倒的衝撃作!

『質問が三つあります。彼女はいますか? 煙草は吸いますか? 最後にあなたは――』突然見知らぬ女にそう問いかけられた雪の日。僕はその女、大野千草と夫婦になった。互いについて何も知らない僕らを結ぶのは【三つ目の質問】だけ。まるで白昼夢のような千草との生活は、僕に捨て去ったはずの過去を追憶させていく――大嫌いな母、唯一心を許せた親友、そして僕の人生を壊した“ひきこもり”の兄と過ごした、あの日々を。これは、誰も愛せなくなった僕が君と出会い、愛を知る物語だ。


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「ひきこもりの弟だった」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 帯コメで三秋さんのいう「幸せな人」とは、家族という存在に屈託がなかったり、その屈託をすんなり受け入れることができたり、周囲の人への呪詛と羨望とが同居する精神状態になったことがなかったり、坂巻のような存 帯コメで三秋さんのいう「幸せな人」とは、家族という存在に屈託がなかったり、その屈託をすんなり受け入れることができたり、周囲の人への呪詛と羨望とが同居する精神状態になったことがなかったり、坂巻のような存在を賢く切り捨てられたり、時間という名医を適切に利用することができたりする、そんな人々のことを指しているのだと思います。その幸福を、消極的な動悸から羨ましく思うことは多くの人にあるでしょう。 …続きを読む
    めでゅう
    2017年05月05日
    264人がナイス!しています
  • フェアに則り半年ぶりに再読。/ラストシーン。改めて、恐ろしくグロテスクな結末だと思った。視点人物である弟にとって、これはつまり決定的な敗北の記録なのだ。彼は許したわけじゃない、ただ怒りを忘れただけだ。 フェアに則り半年ぶりに再読。/ラストシーン。改めて、恐ろしくグロテスクな結末だと思った。視点人物である弟にとって、これはつまり決定的な敗北の記録なのだ。彼は許したわけじゃない、ただ怒りを忘れただけだ。あの頃には確かにあった怒りや悲しみを、時間経過による風化から彼は守り切ることが出来なかった。これは言い換えると、彼は遂に悲しみや怒りからも見放され、またあの頃の自分自身をすっかり死に絶えさせてしまったと言える。彼は負けたのだ。あの頃の彼の心は、未来の彼に訪れる「幸福」によって蹂躙された。 …続きを読む
    めでゅう
    2017年11月18日
    207人がナイス!しています
  • 大変面白かった。    もう少し抑揚が欲しかった。    結末は普通だった。    一つの物語が終わったって感じだった。    確かにひきこもりの弟だったけど、それ以外に特別なことは何も無い、普通の人 大変面白かった。    もう少し抑揚が欲しかった。    結末は普通だった。    一つの物語が終わったって感じだった。    確かにひきこもりの弟だったけど、それ以外に特別なことは何も無い、普通の人だった。    そもそも、本人の努力があるとはいえ、充分に順風満帆な人生を送っている。   なにも憐れむことなんてない。    いい人生じゃないか。 …続きを読む
    nayu
    2017年04月29日
    145人がナイス!しています

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