神社と政治

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2016年09月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
424
ISBN:
9784040820958

神社と政治

  • 著者 小林 正弥
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2016年09月10日
判型:
新書判
商品形態:
新書
ページ数:
424
ISBN:
9784040820958

「日本会議」を支える神社本庁、神道政治連盟……なぜ改憲を訴えるのか

神社本庁は宗教法人ながら、日本会議などとも深くかかわり、憲法改正を訴えている。なぜか。神社は、自然への畏怖や祖先への感謝を祈る場所ではないのか? 政治学者が神道関係者との対話を通じ、その宗教性に迫る。 神社本庁は宗教法人ながら、日本会議などとも深くかかわり、憲法改正を訴えている。なぜか。神社は、自然への畏怖や祖先への感謝を祈る場所ではないのか? 政治学者が神道関係者との対話を通じ、その宗教性に迫る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「神社と政治」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 全国の神社の元締め、神社本庁が何故改憲を主張するのか?そんな疑問に思想的側面から答える新書(ただし、難解です)。明治以降の復古神道が、ファシズムの思想的支柱たる国家神道を生んだ。一方、柳田國男らが説く 全国の神社の元締め、神社本庁が何故改憲を主張するのか?そんな疑問に思想的側面から答える新書(ただし、難解です)。明治以降の復古神道が、ファシズムの思想的支柱たる国家神道を生んだ。一方、柳田國男らが説く民俗的な神道も存在する。戦後の神道は公ではなくなったが、純粋な民とも言い切れず、中間の公共としての性格が色濃くなった。揺らぐ位置付けをどうするか、関係者が互いに主張し合っている構図だからわかりにくいのでしょう。個人的に神道は宗教ではなく習俗だと思うし、改憲せずとも日本の文化や伝統は守れる気がしますが‥‥。 …続きを読む
    おさむ
    2017年03月08日
    47人がナイス!しています
  • コミュニタリアニズムは学ぶべき事多い考え方だと感じている者ですが、この本はコミュニタリアニズムの危うさが見える本じゃないかと感じました。/神道の現在の主張やコミュニタリアニズムから見た可能性を論ずる前 コミュニタリアニズムは学ぶべき事多い考え方だと感じている者ですが、この本はコミュニタリアニズムの危うさが見える本じゃないかと感じました。/神道の現在の主張やコミュニタリアニズムから見た可能性を論ずる前に、公 公共 私の全てが破産したかつての歴史に対して神道が自らの責任をどう総括しているのかをインタビューしてもらいたかった。それ抜きに神道の可能性とか語れるのでしょうか。 …続きを読む
    樋口佳之
    2017年03月16日
    13人がナイス!しています
  • 気軽に参拝できる神道は公共性を発揮しやすい宗教であるという指摘はなるほどと思いました。左派は神道を「権力の宗教」とみなすあまり、反原発といった協力できるシーンで協力できず、ますます神道を「権力の宗教」 気軽に参拝できる神道は公共性を発揮しやすい宗教であるという指摘はなるほどと思いました。左派は神道を「権力の宗教」とみなすあまり、反原発といった協力できるシーンで協力できず、ますます神道を「権力の宗教」に押し込んでしまったように思います。民進党と日本共産党の選挙協力が進んでいますが、神道界とのパイプ作りも進められるべきでしょう。神社本庁はなぜ日本会議に協力するのか、現場の神道関係者はなにを考えているのかについてはジャーナリズムの視点からの検証が進むことを期待したいです。 …続きを読む
    Piichan
    2017年01月06日
    9人がナイス!しています

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