あとは野となれ大和撫子
第157回直木賞ノミネート
第157回直木賞ノミネート
第157回直木賞ノミネート
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
内戦で両親を失い後宮で育てられた日系孤児。技術コースを専攻しいつかアラル海を復活させたいと考えている。臨時政府ではなし崩し的に国防相を担当することに。口癖は「やることはやった。あとは野となれよ」。
人望篤い後宮のエリートにして若い衆のリーダー。“睡蓮(ニルフィヤ)の笑み”と呼ばれる微笑みが印象的なクールビューティ。しっかり者だが時にボケる一面も。大統領暗殺を受け、臨時政府の大統領代行に就任。
ナツキを妹のように思っており、最初に仲よくなった人物。明るく勝ち気で面倒見が良いが、ノリに弱い面がある。銀のアクセサリーで鎧のように固めたファッションをしている。臨時政府では文化相を担当。
建国時よりアラルスタンの女社会に君臨する、枢密院の議長にして後宮のボス。アイシャたちを雛鳥扱いし、折に触れ妨害する老女。後宮内の保守派を取り仕切り、無学だが誰よりも政治の肝を心得ている。
後宮に出入りする神出鬼没の吟遊詩人。西欧の道化を思わせる服装で、どこからか二胡片手に現れる。武器商人という一面も持っており、その真の顔は計り知れない。
イスラム原理主義系組織アラルスタン・イスラム運動(AIM)の幹部。大統領暗殺に乗じ、政権奪取をもくろみナツキと相見える。過激派組織に属してはいるが実はな保守派。優男風の容姿で後宮に隠れファンも!?