ウラミズ

第20回 日本ホラー小説大賞 読者賞

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041010181
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第20回 日本ホラー小説大賞 読者賞

ウラミズ

  • 著者 佐島 佑
  • カバーイラスト 越島 はぐ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年09月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
320
ISBN:
9784041010181

荒俣宏氏、貴志祐介氏も絶賛! 第20回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作!

霊が視えてしまう真城と、視えないけれどペットボトルの水に霊を溶かす力を持つ早音。その水を二つ混ぜることで強力な霊を発生させる"ウラミズ"を作り出した二人は、その水を売ってみようと思いつくが……。 霊が視えてしまう真城と、視えないけれどペットボトルの水に霊を溶かす力を持つ早音。その水を二つ混ぜることで強力な霊を発生させる"ウラミズ"を作り出した二人は、その水を売ってみようと思いつくが……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「ウラミズ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • ★★★★★_「暗く黒い夜の底からフェア」第三弾。言い忘れてたけど、角川ホラー文庫をひたすら読むフェア。霊が視える男と、霊を封印できる女の、あまりにも霊を冒涜した商い。心霊系ホラー小説ではあるが、どちらかと ★★★★★_「暗く黒い夜の底からフェア」第三弾。言い忘れてたけど、角川ホラー文庫をひたすら読むフェア。霊が視える男と、霊を封印できる女の、あまりにも霊を冒涜した商い。心霊系ホラー小説ではあるが、どちらかというと「人間のこわさ」を描いている。最近、世界観が奇妙なホラー、サイコパス的なホラーが多い気がしていたので、「あぁ、ホラーってこういう寓話の要素があったよな〜うひょ」ということを思い出させてくれた、ある意味での純粋さに星5です。夜寝られないとかの怖さではないので、人によっては物足りなく感じるかもしれない。 …続きを読む
    キャプテン
    2017年09月06日
    56人がナイス!しています
  • 序盤は取っ付きやすく、主人公真城とヒロイン早音の出会いから深まる関係、そして霊を封じた水「ウラミズ」をビジネスとしてゆくまでの中盤の展開は、貴志祐介の評する「霊に対する敬意の欠如」が効いてよい感触。が 序盤は取っ付きやすく、主人公真城とヒロイン早音の出会いから深まる関係、そして霊を封じた水「ウラミズ」をビジネスとしてゆくまでの中盤の展開は、貴志祐介の評する「霊に対する敬意の欠如」が効いてよい感触。が、ヤクザとの関わりと妖女・狐寝子の背景あたりから急に登場人物が薄っぺらくなり、とっ散らかって主題があやふやなままラストに漂うなげやり感。出だしの感触は良かっただけにもったいないなぁ。そもそも霊を単なる“道具”として描いているのでちっともホラーになってないよね。『もっとがんばりましょう』 …続きを読む
    おかむー
    2014年11月29日
    47人がナイス!しています
  • ★★★☆☆ 初読。①閉塞した状況に悩む主人公が ②革新的なアイテムまたは技術により状況を打開するが ③悪用する事で ④改善しかけていた環境が一気にカタストロフを迎える 、と書くとドラ◯もんのストーリー構造と見分け付 ★★★☆☆ 初読。①閉塞した状況に悩む主人公が ②革新的なアイテムまたは技術により状況を打開するが ③悪用する事で ④改善しかけていた環境が一気にカタストロフを迎える 、と書くとドラ◯もんのストーリー構造と見分け付きません(笑)。 前半はお人好しっぽい主人公と天真爛漫なヒロインの掛け合いも楽しくて絶好調。おばあちゃんや白蛇の友達エピソードなど心温まります。分かるよ、最後ピンチになったら白蛇が助けてくれるパターンね。と思ったらNo hope!早音とはくるに謝れ!あの後鈍感なおっさんはどうなるの? …続きを読む
    bookkeeper
    2019年01月23日
    34人がナイス!しています

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