水木しげ子さんと結ばれました

第20回 電撃小説大賞 20回記念特別賞

水木しげ子さんと結ばれました

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年02月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784048663137
label

第20回 電撃小説大賞 20回記念特別賞

水木しげ子さんと結ばれました

  • 著者 真坂 マサル
  • イラスト 生煮え
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年02月08日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
344
ISBN:
9784048663137

僕と彼女は「赤い糸」で結ばれている――

 今日は転校初日で、学校に着いていなければいけないのに、僕は今、死体を埋める穴を掘っている。そんな僕の左手の「ある存在」――それを追って振り返ると、僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。 ――水木しげ子さん。 僕の想像していたのと全然違う、可愛くて恐ろしい女の子。でも、彼女こそ僕の運命の人に間違いない。だって、あまりにも完璧な、人形みたいに美しい彼女の左手の小指は、僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだから――。
 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった、ちょっとおかしな少女と少年。二人に次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」と、その未来に訪れる結末とは――?
 今年だけの<20回記念特別賞>受賞作、登場!
 今日は転校初日で、学校に着いていなければいけないのに、僕は今、死体を埋める穴を掘っている。そんな僕の左手の「ある存在」――それを追って振り返ると、僕以上に血みどろで、死体をいじくる女の子がいる。 ――水木しげ子さん。 僕の想像していたのと全然違う、可愛くて恐ろしい女の子。でも、彼女こそ僕の運命の人に間違いない。だって、あまりにも完璧な、人形みたいに美しい彼女の左手の小指は、僕の左手の小指と「運命の赤い糸」で結ばれているのだから――。
 殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」で結ばれてしまった、ちょっとおかしな少女と少年。二人に次々と訪れる数奇な殺し合いの「運命」と、その未来に訪れる結末とは――?
 今年だけの<20回記念特別賞>受賞作、登場!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

同じシリーズの作品

「水木しげ子さんと結ばれました」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • とある過去の事情から左手の小指に“赤い糸”が見える朝生。転校初日、自分から出ている赤い糸の結ばれた少女に出会う。彼女は水木しげ子,不気味で皆から忌避される存在だった。運命の人物はこんな恐ろしい女性だった とある過去の事情から左手の小指に“赤い糸”が見える朝生。転校初日、自分から出ている赤い糸の結ばれた少女に出会う。彼女は水木しげ子,不気味で皆から忌避される存在だった。運命の人物はこんな恐ろしい女性だったのかと落胆する朝生だったが、この赤い糸は運命の糸ではなく呪われた糸で…。「落下する彼」「出れない彼女」「腐らせる男」「決断する僕」の連作短編4編。帯で入間人間先生絶賛とあったのですかさず購入。入間氏が絶賛する通り、主人公である朝生が死体を埋める穴を掘るという不気味さから始まる黒くてダークな物語だった。→ …続きを読む
    Yobata
    2014年02月08日
    48人がナイス!しています
  • 【★★★☆☆】僕としげ子さんを結ぶ“運命の赤い糸”が織り成す愛と狂気の連作ミステリ。電撃小説大賞、20回記念特別賞作品。 新人さんのデビュー作としては十分に及第点ですが、この系統の作家さんをそこそこに読む身 【★★★☆☆】僕としげ子さんを結ぶ“運命の赤い糸”が織り成す愛と狂気の連作ミステリ。電撃小説大賞、20回記念特別賞作品。 新人さんのデビュー作としては十分に及第点ですが、この系統の作家さんをそこそこに読む身としては、どこか「あそこらへんの下位互換」という印象が拭いきれぬまま終わってしまった感じ。 悪意と悪趣味、人としての欠落や醜悪さといったものが描かれつつ、文体やキャラクターは良くも悪くもライトノベルですね。個人的にはもっとダーク寄りに、徹底してキャラを堕とすくらいの突き抜けた方向性がほしいかなと。 …続きを読む
    (●▲●)とらうまん(*^◯^*)
    2014年03月13日
    47人がナイス!しています
  • 主人公の危機感があまりない話。着実に死んでいってるのがすげぇなと思います。茂子さんは結局何者なんだ……よくわからないまま生き生きしていて一応面白かった……多分面白さ全部を理解できてないのでまた読み返す。姉 主人公の危機感があまりない話。着実に死んでいってるのがすげぇなと思います。茂子さんは結局何者なんだ……よくわからないまま生き生きしていて一応面白かった……多分面白さ全部を理解できてないのでまた読み返す。姉ちゃんのブラコン(警察官ゆえの心配と言え)が良かったのは事実だけどね!そこだけは譲れないよ(笑) …続きを読む
    謡遥
    2014年02月17日
    40人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品