クロライドに没む

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2014年05月30日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
260
ISBN:
9784047297234
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クロライドに没む

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2014年05月30日
判型:
A6判
商品形態:
文庫
ページ数:
260
ISBN:
9784047297234
真夏に降り積もる雪――。白に閉ざされた世界を紡ぐ珠玉の物語。 真夏に降り積もる雪――。白に閉ざされた世界を紡ぐ珠玉の物語。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「クロライドに没む」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『真っ白な世界の片隅で』、『「丁度よいみそ汁」の作り方とその考察』、『よくできた葬送』、『海辺の街の人々』。表題と同名のボカロ曲をテーマに、白に埋め尽くされた滅びゆく世界を自分なりに生きる人々の生活四 『真っ白な世界の片隅で』、『「丁度よいみそ汁」の作り方とその考察』、『よくできた葬送』、『海辺の街の人々』。表題と同名のボカロ曲をテーマに、白に埋め尽くされた滅びゆく世界を自分なりに生きる人々の生活四篇を紡いだ短編集。世界観的には某作品を思い出しつつも、その作品とはまた違った空気感や切なさ、人の温かさを感じられて、どの作品も面白かったですその中でも、温かい友情を描いた『よくできた葬送』と孤独な世界でのボーイミーツガールを描いた『真っ白な世界の片隅で』が個人的には特に好みでした。 …続きを読む
    T
    2021年12月10日
    8人がナイス!しています
  • どうしても頭をよぎるものが……。ボカロ曲クロライドに没むをテーマに、コンテストで受章した短編4作でした。共通事項は、塩が降ってくる世界と人の塩化。もう本当に申し訳ないのですが、人の塩化というとやはり有川 どうしても頭をよぎるものが……。ボカロ曲クロライドに没むをテーマに、コンテストで受章した短編4作でした。共通事項は、塩が降ってくる世界と人の塩化。もう本当に申し訳ないのですが、人の塩化というとやはり有川浩さんのデビュー作塩の街を思い出してしまいます。塩の街が凄く好きなんですよね。ここまで近い設定で大丈夫なのかなと心配になりましたが、余計なお世話ですかね。お話は、ちょうどよい味噌汁とよくできた葬送がよかったかな。主人公のお話をちゃんと最後まで終わらせていたのが好印象でした。味噌汁の博士とキミが好きです。 …続きを読む
    サキイカスルメ
    2014年05月30日
    5人がナイス!しています
  • 塩に白に少しずつ埋まっていく世界に生きる人々を書いた短編集。「海辺の人々」「真っ白な世界の片隅で」が好き。二つとも旅に出るラストだ。 真夏の雪って言葉が残った。 塩に白に少しずつ埋まっていく世界に生きる人々を書いた短編集。「海辺の人々」「真っ白な世界の片隅で」が好き。二つとも旅に出るラストだ。 真夏の雪って言葉が残った。
    白黒杏仁
    2014年07月03日
    3人がナイス!しています

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